後藤真希:「感極まっちゃって…」 “最後の”アルバム発売イベントで号泣

“最後の”アルバム発売イベントに登場した後藤真希さん
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“最後の”アルバム発売イベントに登場した後藤真希さん

 今年いっぱいで芸能活動を休止する歌手の後藤真希さん(26)が3日、ラストアルバム「愛言葉(VOICE)」のリリースを記念して複合商業施設「ラゾーナ川崎」(川崎市幸区)で“最後の”リリースイベント「『愛言葉(VOICE)』リリース記念 ミニLIVE&握手会イベント」を開催した。集まったファンの前で1曲目の「YOU」を披露した後藤さんは、昨日リリースされたラストアルバムについて「いつも大事に作っていますが、さらに時間をかけて作りました。みんなのことを思いながら……」とあいさつするなりいきなり号泣。ファンから「泣くの早いよー」とエールを送られると、「そうだね。1人で感極まっちゃって……さっきまで全然普通だったのにおかしいな」と話し、精いっぱいの笑顔を見せていた。

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 ラストアルバムは、後藤さんが10年夏から3作連続でリリースしたミニアルバムの各リード曲や、バラード曲「華詩 −hanauta−」に新曲を加えた計13曲を収録。過去3作では見られなかったハードなダンス曲をはじめ、バラード曲、ロックナンバーまで表情豊かな内容に仕上がっている。この日のイベントでは、同アルバムに収録されている「YOU」「愛言葉」の2曲が披露され、その後、握手会が行われた。

 ライブ後に行われた囲み取材で、後藤さんは「(ライブは)きつかったです。こういうふうにファンの方に迎えられちゃうと感情が高まって、ウルッてきた。(泣くことは)なかなかないですよ」と振り返った。

 13歳で「モーニング娘。」としてデビューした後藤さんは、「あのころは無我夢中だった。プライベートはほとんどなくて頑張ってきた。成長してきたなと思う」と思いをはせた。先月、「モーニング娘。」の卒業生で構成される「ドリームモーニング娘。」のライブにサプライズ出演したことについて、「(「モーニング娘。」は)自分の故郷なので、誘われたらうれしい」と笑顔を見せ、メンバーの中澤裕子さんから「応援してるから頑張って」とエールを送られたことを明かした。

 休養することは「だんだん実感してますけど、最終的な部分はまだないです。まだ(ラストライブの)12月4日の未来もあるのでそこまで頑張っていきたい」と力を込めつつも、休養後は「ノープラン。自宅でゆっくりして何かしたいなという気持ちになったらやりたい。今は普通の生活がしたいです」と語った。また、「(休養は)結婚のためではないですよ! 結婚は2、3年くらいたったらしたいですけどね」と笑顔を見せた。

 4~6日まで全国5都市を回るイベント「ドンキ応援ありがとう!感謝のゴマキレジツアー」を開催予定の後藤さんは、明日仙台に向かうことについて聞かれ、「被災地の方の気持ちがわかるので……」と再び涙を見せ、「言わずとも通じ合えるような気持ちがあるので、一緒に頑張っていきたいという気持ちがあります」と涙ながらに語った。後藤さんは、「今は12月4日のことしか考えられません。アルバムをちゃんと聴いて遊びに来て!」と笑顔で呼びかけた。(毎日新聞デジタル)

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