プロ野球・横浜ディー・エヌ・エー(DeNA)の新監督候補に浮上している元プロ野球選手で解説者の桑田真澄さんが9日、「ウイスキー・ラバーズ・アワード2011」の授賞式に出席し、「挑戦しないといけないなと思った」と語った。桑田さんは自宅で音楽を聴きながら「山崎18年」を飲んだ際の話と説明しながら「このウイスキーも長い長い年月を経て今がある。これからも変化、成長し続けていくわけですよね。ぼくも野球は引退したんですけど、これからもいろんなことに挑戦していかないといけないなと、そういう気持ちになれた」と語った。
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同アワードは、ウイスキーの持つ奥深い価値と幅広い楽しみを伝えようと09年にスタート。3回目となる今年は、特定分野で長く第一線で活躍し、その実績がグローバルに認められている著名人に贈られる「ウイスキー・マスター」に歌舞伎俳優の松本幸四郎さん、ウイスキーの新しいイメージリーダーにふさわしい著名人に贈られる「ベスト・ウイスキー・ラバー」に桑田さんと歌手のJUJUさん、ウイスキーの「熟成」のように、未来への成長が期待される著名人に贈られる「ニュー・ウイスキー・ラバー」に俳優の桐谷健太さんとモデルで女優の杏さんが選ばれた。
イベントでは、ステージにソファが用意され、受賞者はグラスを傾けてくつろぎながら、ウイスキーにまつわるトークを展開。桑田さんは「ウイスキーを飲み始めて1、2カ月くらい。本当に初心者。ワインはよく飲むんですけど、今はウイスキーにすごくはまってます」と笑顔。杏さんは「コレでやっと大人の仲間入りをしたよう。ウイスキーがすごく好きで二十歳になってから5年くらい飲ませていただいているんですが、このような賞をいただけてとても光栄。さらにウイスキーの造詣を深めて、ウイスキーを愛して、楽しい酒ライフを過ごしたい」とにっこり。桐谷さんは「こんなすてきな賞をいただいて、おれもやっと大人になったんやなと思った。20代前半に、お金がなくてバーでウイスキーのストレートで2時間粘っていた自分に、『この賞取ったで!』と伝えたい」と喜びを語った。
子どものころから、ウイスキーを飲む周囲の大人に憧れていたというJUJUさんは、「大人になって初めて飲んで、なんておいしいんだろうと思って、それからずっと飲んでます。1日の最後に会わなきゃいけない人という感じで毎日お世話になってます」と“ウイスキー愛”を語り、松本さんは「ウイスキーが大好きで若いころからバーボンからスコッチまで楽しんできました。いろんな時に飲んでましたね。ウイスキーっていうのは、うれしいとき、悲しいとき、楽しいとき、どんなときにでも飲めたし、人生のいい友達みたいな感じでした」としみじみと語っていた。(毎日新聞デジタル)