仏ワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」が解禁となる17日午前0時、八芳園(東京都港区)でカウントダウンイベント「BEAUJOLAIS NOUVEAU 2011 COUNTDOWN PARTY」が開催された。解禁時間を迎えると、ボージョレワイン委員会のドミニク・カパール会長が乾杯の音頭を取り、参加者は歓声を上げ、一斉に乾杯した後、ワインを口にした。イベントには、モデルの道端カレンさんや生方ななえさんらが登場し、約600人の参加者とともに、用意された60種類以上200本のボージョレ・ヌーボーを楽しんだ。
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ボージョレ・ヌーボーは、毎年11月の第3木曜に解禁しており、今年はAOC(フランスのワイン法)で解禁日が正式に決定してから60周年を迎える。イベントはフランス食品振興会(SOPEXA)が60周年を記念して開催し、16日午後9時にスタートした。
解禁時間までの時間、参加者にはボージョレカクテル「カーディナル」や通年提供されているボージョレワインが振る舞われた。また、2人組音楽ユニット「Wyolica(ワイヨリカ)」のボーカルのAzumiさんをゲストに迎えたジャズの演奏やDJイベントも行われた。
「こういう(大々的な)イベントに参加するのは初めてだけど、毎年レストランでカウントダウンイベンに参加している」という会社経営の20代女性は、今年の味について「昨年や一昨年とは深みが違う。フルーティーです」と話した。また、20代の女性会社員も「今年はフルーティーでフレッシュ。甘くて飲みやすい」とコメント。11年のボージョレ・ヌーボーは“フルーティー”なのが特徴のようだ。(毎日新聞デジタル)