芦田愛菜:笑顔封印で初の悪役に 映画「ライアーゲーム−再生−」

映画「ライアーゲーム-再生-」で初の悪役を務める芦田愛菜ちゃん (C)2012 フジテレビジョン/集英社/東宝/FNS27社
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映画「ライアーゲーム-再生-」で初の悪役を務める芦田愛菜ちゃん (C)2012 フジテレビジョン/集英社/東宝/FNS27社

 人気子役の芦田愛菜ちゃん(7)が、甲斐谷忍さんのマンガが原作の映画「ライアーゲーム−再生−」(松山博昭監督)で、初の“悪役”に挑戦することが明らかになった。愛菜ちゃんは、トレードマークの笑顔を封印し、ライアーゲーム最年少事務局員のアリス役として出演。クランクインを迎えた愛菜ちゃんは「クールなお洋服は着てみたかった」と衣装が気に入った様子で、「早く本番が来ないかなとワクワクしていました。まだ撮影が続くので頑張ります」と意気込みを見せている。

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 同作は10年3月に公開された劇場版「ファイナルステージ」の後、ファンからの復活を願う声が多く集まったため、前作に引き続き松田翔太さん(26)を主演に、オリジナルの新ヒロインに多部未華子さん(22)を迎え、“新生ライアーゲーム”として製作されることになった。映画は、前作で松田さん演じる天才詐欺師の秋山深一に大敗したライアーゲーム事務局が復讐(ふくしゅう)のために復活し、原作シリーズで最高傑作のエピソードといわれる「イス取りゲーム」が展開される。愛菜ちゃんの演じるアリスは、口調や立ち回りも全て大人と変わりがない、謎に満ちた少女で、秋山をこのゲームに陥れる重要な役どころとなる。

 多部さんは、愛菜ちゃんについて「普段の立ち居振る舞いからしても女優さんだなと感じています」と感心。松田さんも「(愛菜ちゃんには)とても癒やされています」とコメント。愛菜ちゃんは多部さんとの共演を楽しみにしていたようだが「ライバルっぽい役なので残念です(笑い)」と話し、松田さんについては「すごく格好良くて、優しくて、共演できてうれしいです」と喜んでいる。映画は10月にクランクインし、2012年3月3日全国公開の予定。(毎日新聞デジタル)

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