板尾創路:監督・脚本・主演映画「月光ノ仮面」のノベライズで小説家デビュー

板尾創路さんの小説デビュー作「月光ノ仮面」表紙
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板尾創路さんの小説デビュー作「月光ノ仮面」表紙

 お笑いタレントの板尾創路さん(48)が監督・脚本・主演を務めた映画「月光ノ仮面」(12年1月14日公開)を小説化して、映画公開に先駆け12月14日に発売することが分かった。古典落語の“粗忽(そこつ)長屋”を題材に、衝撃的なラストを迎えるファンタジックなミステリーとなっている。1300円。

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 板尾さんは10年1月に公開された映画「板尾創路の脱獄王」で監督デビュー。脚本と主演もこなし、第29回藤本賞新人賞と第19回日本映画批評家大賞新人監督賞を獲得した。映画「月光ノ仮面」は、板尾さんにとって2作目の監督作品で、今年のカナダ・モントリオール世界映画祭に出品された。

 敗戦の痛手が癒えぬ昭和22(1947)年、戦死したと伝えられた男が帰郷した。男は戦前に人気、実力ともに認められ将来を約束された落語家・森乃家うさぎ。男は戦争で負った傷のため、顔を包帯で包み一切の記憶をなくしていたが……というストーリー。板尾さんが主演を務め、浅野忠信さん、石原さとみさんらが出演する。(毎日新聞デジタル)

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