東京・新宿にある小田急グループの商業施設エリア「新宿テラスシティ」(新宿西口ハルク~新宿サザンテラス)のイルミネーションのプレ点灯式が21日あり、小田急百貨店のビルの窓一面を使って描かれた巨大なクリスマスツリーや、恋人や家族と楽しめる光のツリーなどとイルミネーションがお披露目された。
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「新宿テラスシティ イルミネーション’11−’12」と題され、新宿の西口エリアから南口エリアを結ぶ全長888メートルの「新宿テラスシティ」をLEDの光や装飾で彩る。今年で6回目の恒例のイベントだが、環境に配慮し、使用する電飾の数を昨年の約50万球から約25万球に半減。さらに、点灯時間を短縮し、昨年と比べ電力使用量を50%以上削減した“節電”イルミネーションとなっている。
メーンのイルミネーションとして幅約88メートル、高さ約19メートルの小田急百貨店のビルの窓面をライトアップし、クリスマスツリーを描く「希望のツリー」が登場。ツリーは窓面に四つ映し出され、赤く輝くツリーの周りに、黄色の光が降り注ぐ演出となっている。「希望のツリー」には、巨大なイルミネーションを見上げることで、前向きな気持ちになり、元気が出てくるようにという意味が込められているという。
また、「新宿サザンテラス」の奥の広場では、恋人や家族と楽しめる「絆のツリー」を設置。電飾で彩られた高さ約8メートルの光のツリーで、2人でタワー内にある二つのスイッチに手をかざすと、6色(赤、青、グリーン、ピンク、イエロー、レインボー)のいずれかの光が点灯し、鐘の音が鳴り響く。輝いた色によって、その色に込められた“パワー”が2人を照らすという演出。
さらに、西口のモザイク坂の手前にも、高さ3.8メートルのツリーがあり、途中の坂道では、ゴールドに輝く電飾や飾りなどで彩られたイルミネーションが楽しめる。モザイク坂を抜けたモザイクステージにも、さまざまな色に彩られたツリー5本があり、「新宿ミロード」では、文化学園大学(東京都渋谷区)と連携し、学内から出た廃材残布を使用して作られた「エコツリー」も設置されている。
イルミネーションは22日から12年1月31日までの午後5~10時に点灯する。小田急百貨店の「希望のツリー」や一部イルミネーションは12月25日までとなっている。(毎日新聞デジタル)