韓国俳優のチャン・グンソクさんが25日、初の東京ドーム公演を翌日に控え東京都内で会見した。グンソクさんは「夢じゃなくて本当になっちゃった。僕の夢をかなえたウナギたち(ファン)にありがとうと言いたい」と感謝。次の目標を聞かれると、「アジアのプリンス、チャン・グンソクと言われているけれど、そうなりたいから自分で言った。僕は俳優として、ハリウッドや世界で演技して、アジアのコンテンツのパワーを見せてあげたい。完璧なエンタ−ティナーが夢です」と胸を張って答えていた。
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東京公演は、3都市で5公演行ったアリーナツアーの追加公演で、「JANG KEUN SUK 2011 THE CRI SHOW IN TOKYO DOME【THE BEGINNING】」と題して26日に開催される。子どもの時から人気グループ「SMAP」をはじめ、日本のアーティストの東京ドーム公演を見ていたというグンソクさんは「すごくうれしいですよね」と興奮気味に語り、準備については「ドーム公演は僕の夢で、僕が直接準備をやりましょうと言った。スタッフのみんなが一緒になってやりました」と熱を込めて語り、「アリーナツアーとはちょっと違う。同じでは面白くないと思います」と力強くアピールした。
また、08年の日本でのイベントで東京ドーム公演の夢を語ったというグンソクさんは「夢が本物になって明日(が本番)だなんて、まだ信じられない。今回は時間がなかったし、緊張してないか?と質問をもらったんですが、緊張していないです。ぜひ来てください!」と笑顔を見せた。
会見では、グンソクさんが同アリーナツアーでファンからのプレゼントを受け付ける代わりに募った募金1256万8774円を、病気や災害などで親を亡くした子どもたちや、さまざまな事情で親が働けない家庭の子どもたちを支援する「あしなが育英会」へ寄付し、同会へ目録を手渡した。グンソクさんは「子どもたちの夢をぜひ守ってください」と、同会会長と固く握手を交わした。(毎日新聞デジタル)