子どもたちに人気のキャラクター「しまじろう」と「ミッフィー」が“共演”する巨大なモザイクアートが、12月18~25日の期間限定で、仙台市内のショッピングモール「三井アウトレットパーク 仙台港」(仙台市宮城野区)内に出現することが28日、明らかになった。全国から笑顔の写真をウェブで募集し、“1万人の笑顔”でモザイクアートを作成する。東日本大震災で心身に大きな被害を受けた子どもたちへの温かいクリスマスプレゼントとなりそうだ。
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今回の企画は、ベネッセコーポレーションの幼児教育ブランド「こどもちゃれんじ」が、震災で被害を受けた子どもたちの笑顔が増えるようなプレゼントをしたいと発案。これに、「ミッフィー」の生みの親であるディック・ブルーナさんも共感し、「こどもちゃれんじ」のキャラクターである「しまじろう」と、世界中で愛されている絵本の主人公「ミッフィー」が手を取り合う企画が実現した。
縦4メートル、幅6メートルのモザイクアートの素材となる笑顔の写真は、 特設サイト「みんなのきらきらクリスマスサイト」 (http://www.shimajiro.jp/kira)で12月23日まで1万枚を募集(応募多数の場合は先着順)。写真には、自身の子どもの将来や、被災地を含む全国の子どもたちに対するメッセージを添えて応募する。応募者には、完成したモザイクアート画像の入ったクリスマスカードがプレゼントされるほか、ウェブ上で自分の写真がモザイクアートのどの位置に使用されているかも確認できる。また、モザイクアート制作の模様もウェブ上でリアルタイムに配信されるという。
12月25日には完成記念のイベントとして、モザイクアートの前で、今回のキャンペーンのテーマソング「みんなのきらきらぼし」を歌うシンガー・ソングライターのつじあやのさんによるコンサートも実施する。場所はセンタープラザイベントステージで、午後1時半~2時と、午後4~5時の計2回。動画サイト「ユーストリーム」による中継も予定している。(毎日新聞デジタル)