ベネッセの幼児教育教材「こどもちゃれんじ」の人気キャラクター「しまじろう」が、クリスマスに東日本大震災の被災地を訪れる。今年5~8月に訪問した岩手や宮城、福島県などを再度訪れる予定で、期間は12月22~25日の4日間の予定。
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しまじろうの被災地訪問は、震災後、文部科学省や小児科医などが取り組む「子どもの心のケア」を支援しようと同社が始めたもので、5月4日~8月11日に、岩手県や宮城県など、17市町村47カ所へしまじろうが訪問し、手遊びや体遊び、歌ダンス、親子でのスキンシップを子どもたちと一緒に行った。訪問地では、「しまじろうと握手した!」と喜ぶ子どもはもちろん、保育所でも好評で、イベント後も「しまじろう」コールが続く人気ぶりとなった。
同社は、訪問イベントのほか、ツイッターアカウントや携帯サイト、ウェブサイトを立ち上げ、「非常時の子育て支援サイト」で情報提供したり、カゴメとのコラボ商品である幼児向け野菜飲料「すくすくやさい」の初期生産分を被災地の幼稚園や保育園、避難所に提供した。今回の訪問では、前回約3カ月にわたって訪問した被災地を再度訪問し、しまじろうとの触れ合いや、一緒に体を使って歌って踊るミニコンサートのほか、さまざまな企画を準備している。(毎日新聞デジタル)