家政婦のミタ:大台目前の29.6%! 「JIN−仁」抜き今年のドラマ最高に

 女優の松嶋菜々子さんが、冷徹な家政婦を演じて話題の連続ドラマ「家政婦のミタ」(日本テレビ系)の第8話(11月30日放送)の平均視聴率が、29.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回の第7話(同23日放送、23.5%)から6.1ポイントもの急上昇で、大沢たかおさん主演のドラマ「JIN−仁」続編(TBS系)の最終話(6月26日放送)の26.1%を抜き、今年放送された連続ドラマで最高となったことが明らかになった。瞬間最高視聴率は午後10時37分の31.5%(同)だった。

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 ドラマは、冷徹な女性教師を描いて話題を集めた「女王の教室」や、松嶋さんが主演した「魔女の条件」などを手がけた遊川和彦さんが脚本を担当。松嶋さん演じるスーパー家政婦の三田灯(みた・あかり)が、母親を亡くし、4人の子供と父親が家庭崩壊の危機に直面している阿須田家に派遣され、さまざまな問題に直面するというストーリー。毎週水曜午後10時に放送中。

 第8話は三田(松嶋さん)のことを知りたい阿須田恵一(長谷川博己さん)と子供たちは、三田にコミュニケーションをとろうとするが、三田はことごとく拒絶。「これからは業務命令以外で話しかけないでほしい」と冷たく言い放つ……というストーリー。三田が感情を失うきっかけとなった壮絶な過去が明かされる内容が、放送前から注目を集めていた。

 松嶋さん演じるミタの過激な行動と長谷川さんらが演じる阿須田家の面々が織りなすドラマが視聴者の支持を集め、10月12日に放送された第1話が19.5%を記録し、各局とも好調な秋ドラマの中でも、3話目で初回超えとなる19.8%を記録。23日に放送された第7話は23.5%と今期最高を更新していた。(毎日新聞デジタル)

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