水戸黄門:今夜、42年の歴史に幕 2年ぶり由美かおる入浴シーンも見納め

ドラマ「水戸黄門」に出演する(左から)雛形あきこさん、東幹久さん、里見浩太朗さん、林家三平さん、的場浩司さん、内藤剛志さん
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ドラマ「水戸黄門」に出演する(左から)雛形あきこさん、東幹久さん、里見浩太朗さん、林家三平さん、的場浩司さん、内藤剛志さん

 長寿番組「水戸黄門」(TBS系)が19日放送の1227回目で、42年の歴史に幕を閉じる。最終回スペシャルには、3代目佐々木助三郎(助さん)を演じたあおい輝彦さん、渥美格之進(格さん)を演じた伊吹吾郎さん、横内正さん、大和田伸也さん、疾風のお娟を演じた由美かおるさんら懐かしい顔ぶれが登場。由美さんは、2年ぶり201回目となる入浴シーンを披露する。

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 「水戸黄門」は69年8月に放送を開始した長寿番組。12日に第43部が終了し、最終回スペシャルは、第43部の最後から数年後の世界を描く。現在、主人公の水戸光圀を里見浩太朗さん、格さんを的場浩司さん、助さんを東幹久さんが演じており、由美さんは24年にわたって出演してきたが10年に“卒業”している。

 最終回スペシャルは、光圀(里見さん)が最後の旅を終えて数年後の水戸藩江戸屋敷からスタートする。格さん(的場さん)は深雪(藤谷美紀さん)と結婚し、2児の父となっている。助さん(東さん)は、日本史編纂(へんさん)の資料を求め、日本各地を巡っていたが、急な知らせを受けて江戸に戻ってくる。格さんらは、助さんと志乃(大村彩子さん)の婚礼の準備を進めており、そのことを知らない助さんは江戸に戻り、戸惑うが、母・静枝(山口いづみさん)の気持ちを知り、結婚を決意する。婚礼の余韻が残るある日、光圀と格さんの義父・厳兵衛(横内さん)が、藩を改易となった浪人が開墾した村に連れ去られる。村の名主・惣右兵衛(伊吹さん)は老公を連れ去ったことを謝りながら、代官の悪政を訴える。老公は助さん、格さんと悪代官を懲らしめるが、幕府転覆を企む龍神党という謎の一味の存在を知り、悪に立ち向かうことになる……というストーリー。

 最終回スペシャルには、由美さんらのほかにも、うっかり八兵衛役の高橋元太郎さん、柘植の飛猿役の野村将希さん、宮園純子さん、コロッケさん、松井天斗さんが出演。みのもんたさん、西岡徳馬さん、林与一さん、西川きよしさんらのほか、シリーズ初登場となる神田正輝さんも悪役として登場する。さらに、決めのシーンに出される葵の御紋入りの印籠(いんろう)が2回登場。横内さんら歴代の格さんから“現”格さんの的場さんにリレー形式で印籠を手渡すシーンがあるなどのサプライズも用意されている。

 最終回スペシャルは、19日午後7時~8時54分に放送。(毎日新聞デジタル)

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