20日に急性肝不全のため、61歳で亡くなった映画監督の森田芳光さんの告別式が24日、東京・青山葬儀所で営まれ、関係者やファンを含め400人が訪れた。映画「失楽園」で主演した女優の黒木瞳さんは「お別れのラブレター」といい、弔辞をささげた。(毎日新聞デジタル)
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(「失楽園」のオファーを受けたとき)「私でいいんですか?」と(森田さんに)たずねましたね。監督は「あなたがいいんです。あなたじゃなきゃダメなんです」とおっしゃいました。私はそのまっすぐな監督の瞳を見て、「ああ、私の女優人生をこの監督にかけてみよう」と決心したことを昨日のことのように覚えています。監督はいつも、迷わず答えを出し、迷う私を難なく導いてくださいました。斬新で大胆な絵作り、細部にまでとことんこだわった執念。エネルギッシュであり、アドベンチャーであり、でも、保守的な方でもありました。
芝居をさせてくれない芝居を要求なさったり、情熱的な芝居を要求なさったりと、本当にいつも……憎い演出でした。クリスマスイブに、こんな悲しみのクリスマスプレゼントを持ってくるサンタクロースとは……。監督、最期まで、憎い演出です(涙)。……どんなに憎い演出でも立ち向かって、演じますから、どうか監督今日の日は、映画のワンシーンだとおっしゃってください。撮影所の裏に私を呼び出し、私をおしかりになったことも水に流してあげますから、どうか戻ってきてください。……かなわぬことなんでしょうね。監督、無念でしょうね。
今日は、泣かせてください。映画館にいらっしゃるお客さんのためにではなく、あなたのために泣かせてください(涙)。偉大なる森田芳光監督と2作品ご一緒させていただきましたことは私の誇りです。ぐちと感謝と、お別れのラブレターをあなたにささげます。愛を込めて。さようなら……(涙)。
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