女優の武井咲さんが25日、東京都内で開催された歌手デビューシングル「恋スルキモチ」(ユニバーサルミュージック)の発売記念イベントに登場した。この日18歳の誕生日を迎えた武井さんは集まったファン約1000人から「ハッピーバースデー」の歌で迎えられ、ケーキも登場するなどして祝福を受けた。11年は歌手活動のほかにも、9本のCMに出演(ニホンモニター調べ)するなど飛躍の年となった武井さん。来年の活動について「時代劇(NHK大河ドラマ『平清盛』の出演)は挑戦だと思っています。不器用なので、いろいろできないから、時代劇にどっぷりハマりたいと思います」と意気込んでいた。
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ファンからの祝福に「18歳になった瞬間がこんなに楽しいものになると思っていなかったので、印象的な誕生日になりました」と喜んだ武井さんは「(午後10時以降も仕事ができるようになって)仕事の時間が増える。仕事をするのが楽しいので、もっとしたい。ドラマの打ち上げの2次会にも参加したいですね。それに、遊ぶ時間も増えた」と喜び、報道陣から「ハメを外せますね」と言われると「ご心配なく」と笑顔で返した。また、今年のクリスマスイブについて「家族で鍋をつつきました。あと、『ゆず』さんのラジオに出させていただきました」と話し、理想のクリスマスの過ごし方を「イルミネーションを見に行きたいですね。将来、彼氏ができたら。絶対に無理だと思いますけど」と語った。
「恋スルキモチ」は、ロックバンド「GLAY」のTAKUROさんが書き下ろしたバラードで、14日に発売された。イベントには、サプライズゲストとして武井さんがファンというプロ野球・中日のマスコットキャラクター「ドアラ」の着ぐるみも登場。武井さんは、同曲やカップリング曲「明日へ」を披露したほか、ファンとのハイタッチ会が開催された。
また、飛躍の年となったこの1年を「表現することに夢中になっていたら、いつの間にか年末になっていた」と振り返り、苦労したことを「ドラマ『大切なことはすべて君が教えてくれた』で難しい役に挑戦し、監督になかなか認められず、悔しい思いをしました。自宅でご飯を食べていたときも悔しくて涙が出たことがあった。貴重な体験をさせていただきました」と語った。(毎日新聞デジタル)
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