東京・秋葉原で最も“萌え”な美少女を決める「第2回萌えクィーンコンテスト」の決勝大会が7日、「秋葉原UDX」(東京都千代田区)で行われ、秋葉原ガイド(案内所)「ふらっとメイド」に勤務する「ちう」さんが2代目グランプリに輝いた。
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お菓子の国出身のお酒が飲める永遠の17歳だという「ちう」さんは、たっぷりのレースで飾られた黒のメイド服姿で「(舞台裏で)ヤバイ、どうしよう、死ぬ死ぬ死ぬって思っていました。(昨年も出場してこの1年間)ずっと頑張ってきた。(周りの)みんなも頑張ってくれた。どうもありがとうございます」 と、声を震わせながら喜びを語った。自己アピールでは、「お菓子の国出身」というプロフィルを生かして、歌いながら観客席にお菓子をプレゼントした。
同コンテストは、秋葉原にあるメイド喫茶をはじめとする“萌え系”の飲食店などでコスプレをして働く2000人以上の中から、ナンバーワンの“萌え美少女”を決定する。秋葉原限定のフリーマガジン「オタポケ」とそのホームページ上で人気投票を約半年にわたって実施。決勝大会には上位入賞者13人が出場し、歌やダンスなどさまざまなパフォーマンスで自己PRを行い、東日本大震災の被災者へ送る寄付を集める審査も行った。ほかに、アイドルユニット「風男塾」や「YGA」「THEポッシボー」「Feam」「ChocoLe」らがゲストで登場。大勢のファンの前でライブを披露して、会場を盛り上げた。
決勝大会は、お笑いコンビの「髭男爵」が司会を務め、実行委員長の出版プロデューサー・高須基仁さんをはじめ、経済評論家の森永卓郎さん、タレントのおかもとまりさん、お笑いコンビ「天津」ら審査員と会場の観客による投票でグランプリを決定。初代グランプリに輝いた天草ちゅちゅさんも、プレゼンターとして駆けつけた。2代目グランプリに輝いた「ちう」さんには、賞金10万円のほか、副賞としてCDデビュー権利が贈られた。(毎日新聞デジタル)