70～80年代にアイドルとして活躍した榊原郁恵さん（52）、松本伊代さん（46）、早見優さん（45）、石野真子さん（50）が10日、「銀座 博品館劇場」（東京都中央区）でミュージカル「NEWヒロイン～女たちよ タフであれ！～」の制作発表を開催。昨年2月に上演された舞台の1年後を描く続編としての“再演”に、榊原さんは「1年間で肉付きがよくなりました。でも舞台でやせちゃうのでね。干物になるまで頑張ります！」と意気込み、早見さんも「チームワークは絶対進化してると思うので、楽しい舞台をお送りできたら」と抱負。今作から新たに出演陣に加わった川崎麻世さん（48）は「やっとこのメンバーと仕事ができる。AKBに負けない素晴らしいパワーを持ってると思うので本番が楽しみ」と期待を寄せた。
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前作「ヒロイン～女たちよ タフであれ！～」は、榊原さんら4人が演じる、80年代に一世を風靡（ふうび）した元アイドルグループ「ミューズ」が、一日限りの再結成のために25年ぶりに再会するが、4人はそれぞれ仕事や家庭、健康などさまざまな事情を抱えていて……というオリジナルミュージカル。フィクションとは思えないようなリアルなせりふもちりばめられ、愛らしいオリジナル曲がふんだんに盛り込まれている。今回の「NEWヒロイン」は、前作から1年、ファンの声援に応え、一日だけのリサイタルを行うため、再び4人が再会するのだが……という物語。新たに川崎麻世さん、ダレアレ悟さんも出演する。
石野さんは、「前回はみんなで励まし合いながら協力し合ってできた。でも、私が一番の問題児で……遅刻もしてきましたから」と苦笑しつつ、「昨年来てくださったお客さんも楽しかったといってくれたので、みんなと楽しめる舞台を作っていけたらと思ってます」と笑顔で語った。松本さんも「昨年はニンニク注射を打ったので、今年も打ちに行くんでしょうね。体力的にどうなるか分からないけど、今年も頑張りたい」とやる気十分だった。
演出家・振付師役で4人と共演する川崎さんは、「それぞれデビュー前から知っているけど変わらない。すてきな大人になられたなと思う」としみじみ。「郁恵ちゃんは常に明るかったし、真子は大阪で同じ歌謡教室に通ってたし、昔は文通してたんだよね……。『大好きだよ』って。でも、今見ても変わらない……」と淡い思い出を明かすと、松本さんから「今は？」と突っ込まれ、「い、いや、好きだけど、お互い立場があるじゃないですか」と慌てていた。
ミュージカル「NEWヒロイン」は、2月16～23日まで同劇場で全11公演を予定している。（毎日新聞デジタル）
