石原さとみ:今年こそ「スカイダイビング!」 板尾はナベプロ移籍? 映画「月光の仮面」初日

映画「月光ノ仮面」の初日舞台あいさつに登場した石原さとみさん
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映画「月光ノ仮面」の初日舞台あいさつに登場した石原さとみさん

 女優の石原さとみさんが14日、お笑いタレントの板尾創路さんが監督・脚本・主演を務めた映画「月光ノ仮面」の公開初日舞台あいさつに、板尾さん、浅野忠信さんらとともに出席。登壇者は今年の願い事をパネルにしたため、石原さんは「スカイダイビングがやりたい! 一昨年にできるタイミングがあったんですけど、事務所からNGが出まして……。埼玉あたりでできるらしいのでプライベートで。高いところは大好きです」と意外?な願望を告白。板尾さんは「ナベプロに行く。吉本しか知らないので、ナベプロに興味があります」と“移籍宣言”で笑わせた。

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 「月光ノ仮面」は板尾さんにとって2作目となる監督作品。戦地から戻った2人の男と1人の女の数奇な運命を描く。敗戦の痛手が癒えぬ昭和22(1947)年、戦死したと伝えられた男(板尾さん)が、満月の夜に帰郷した。男は戦前に人気、実力ともに認められた落語家・森乃家うさぎで、かつての恋人で森乃家一門の天楽(前田吟さん)の娘・弥生(石原さとみさん)は帰還を喜ぶが、男は戦争で負った傷のため、顔を包帯で包み一切の記憶をなくしていた。そこに、「自分こそが森乃家うさぎだ」というもう一人の男(浅野さん)が戦地から舞い戻り……という物語。

 「脚本を読んでストレートに演じていると、分からなくなることがあって、そのたびに(板尾さんに)指導してもらった。すごく刺激的な現場でした」と振り返る石原さんに、板尾さんは「いろんな刺激を彼女に与えて、とまどいながらお芝居してる感じもひっくるめて、この映画の中で石原さとみさんが良かった」と称賛。作品については、「映画らしい映画、見るたびに感じ方の違う映画が好きなので、こういう映画になりました。よかったら二度三度見てほしい」とアピールし、「もし次撮ることがあったら、(1作目の)『板尾創路の脱獄王』とも『月光ノ仮面』とも違った映画を撮りたい」と意欲的だった。

 舞台あいさつには、今作に出演したお笑いコンビ「カラテカ」の矢部太郎さん、「ニューロマンス」のおにぎりさんも出席した。映画「月光ノ仮面」は全国で公開中。(毎日新聞デジタル)

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