特命戦隊ゴーバスターズ:36作目は16~28歳の3人編成 相棒メカと地球を守るミッションに挑む

「特命戦隊ゴーバスターズ」に出演する(左から)馬場良馬さん、鈴木勝大さん、小宮有紗さん、榊英雄さん(C)2012 テレビ朝日・東映AG・東映
1 / 1
「特命戦隊ゴーバスターズ」に出演する(左から)馬場良馬さん、鈴木勝大さん、小宮有紗さん、榊英雄さん(C)2012 テレビ朝日・東映AG・東映

 スーパー戦隊シリーズの第36作目「特命戦隊ゴーバスターズ」(テレビ朝日系)の制作発表会が28日、東京ドーム・プリズムホール(東京都文京区)で開催され、ゴーバスターズの3人が登場した。地球を守るミッションを受けたという設定で、レッドバスターに変身する桜田ヒロム役の鈴木勝大さん(19)は「こんなに多くのカメラに撮られるのは人生で初めて」と、その注目度に戸惑いながら「このプレッシャーに感謝し、力に変えて、皆さんの期待に応えるのにとどまらず、期待を超えていきたいと思います!」と力強く意気込みを語った。

あなたにオススメ

 「特命戦隊ゴーバスターズ」は、「秘密戦隊ゴレンジャー」(75年)から続く特撮ヒーロー番組のシリーズ36作目。都市生活を支える巨大なエネルギー「エネトロン」を狙う「ヴァグラス」から地球を守るという"特命"を帯びたゴーバスターズが、相棒のメカ生命体「バディロイド」とともに、敵に立ち向かう……というストーリー。

 鈴木さん演じる20歳の桜田/レッドバスターと、馬場良馬さん(27)が演じる28歳の岩崎リュウジ/ブルーバスター、小宮有紗さん(17)演じる16歳の宇佐見ヨーコ/イエローバスターの3人編成。それぞれにバディロイドがおり、レッドバスターはバイクに変形する「チダ・ニック」、ブルーバスターはおっとりした性格の「ゴリサキ・バナナ」、イエローバスターはヨーコの兄のような存在の「ウサダ・レタス」とチームを組んでいる。

 テレビ朝日の佐々木基プロデューサーは同作品で「三つの変革を目指しています」とコメント。レンジャーという呼称を12年ぶりに外し、シリーズ史上もっともメカに力を入れた。また敵の怪人や巨大ロボのデザイン、登場の仕方を大きく変えているという。

 馬場さんは「アラサーでまさか地球を守れるとは思いませんでした。28歳なりのヒーロー像を演じ、変革を目指す戦隊シリーズの中で3人力を合わせて結果を残したいと思っています」とコメント。幼い頃から“戦隊もの”にあこがれていたという小宮さんは「どんどんいろんなことにチャレンジしていきたいです」と笑顔を見せた。また撮影で5階建てのビルの壁を駆け下りるシーンに挑戦したという鈴木さんが「怖くて泣きそうで帰りたかった」という撮影裏話を披露する場面もあった。制作発表会には、司令官役の榊英雄さん、メーン監督の柴崎貴行さんも出席した。

 「特命戦隊ゴーバスターズ」は2月26日から毎週日曜午前7時半~同8時に放送。(毎日新聞デジタル)

アニメ 最新記事

MAiDiGiTV 動画