ちびまる子ちゃん:放送1000回で1時間SP 原作者書き下ろし脚本でまる子の誕生日を振り返る

放送1000回記念1時間スペシャル「わたしの生まれた日」の1シーン (C)さくらプロダクション/日本アニメーション
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放送1000回記念1時間スペシャル「わたしの生まれた日」の1シーン (C)さくらプロダクション/日本アニメーション

 90年に放送を開始したアニメ「ちびまる子ちゃん」(フジテレビ系、毎週日曜午後6時)が12日の放送で1000回を迎える。1000回目の放送は1時間スペシャルで、原作者のさくらももこさんが脚本を書き下ろした「わたしの生まれた日」を放送する。さくらさんが同アニメの脚本を手がけるのは10年に放送した20周年記念スペシャル以来、約2年ぶり。

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 アニメ「ちびまる子ちゃん」は、さくらさんが86年から少女マンガ誌「りぼん」に連載したマンガが原作。静岡県清水市(現静岡市清水区)に住む普段はなまけ者、面白いことには好奇心旺盛な小学3年生の女の子・ちびまる子ちゃんが、家族や友だちと過ごす日常を楽しくおかしく、時に切なく描いている。90年、92年に劇場版アニメ化されたほか、06年に2度、実写版のスペシャルドラマを放送。07年4月~08年2月にはドラマとバラエティーの2部構成番組「まるまるちびまる子ちゃん」も放送された。

 「わたしの生まれた日」は、自分が生まれた日のことを家族に聞き、作文を発表することになったまる子。家に帰って早速、話を聞くと、家族はアルバムを引っ張り出して懐かしい話に花を咲かせる。しかし父ヒロシが自分が生まれた後、一度も病院に顔を見に来なかったことが分かり、まる子はショックを受ける。その上、姉のときには毎日、病院に通っていたことも判明し、まる子はますます悲しい気持ちになってしまい……というストーリー。

 放送1000回記念1時間スペシャルは12日午後6~7時に放送。また同局では放送1000回を記念して、ソーシャルエコゲーム「ネットでマングローブ」内でちびまる子ちゃんと一緒にマングローブを育てたりすることができるイベント「~『ちびまる子ちゃん』アニメ放送1000回記念~あいさつスタンプをためてスペシャルマングローブを手に入れよう!」を実施している。(毎日新聞デジタル)

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