昨年8月に“着せ替えアイドル”としてデビューしたアイドルグループ「放課後プリンセス」が3日、東京都千代田区の神田明神で行われた節分祭に参加し、境内に集まった参拝者らの無病息災を祈って豆をまき、神楽殿ステージでミニライブも披露した。神田明神の節分祭には、これまで「AKB48」(09年)や「中野腐女シスターズ(現・中野風女シスターズ)」(10年)、「ぱすぽ☆」(11年)が参加するなど、女性アイドルグループの登竜門にもなっており、今後が期待されている。
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「放課後プリンセス」は、ファンのリクエストによってメンバーの衣装が決定するという新機軸を取り入れた、「学園」がテーマの正統派アイドルグループ。昨年8月にファーストシングル「放課後プリンセス ~おしえてください!~」でデビューを果たした。すべてオリジナルの楽曲で、「ライブハウスから武道館へ」を合言葉にインディーズからスタートし、専用ミニライブ劇場「池袋ホワイトベース」(東京都豊島区)での定期公演を中心に活動している。
昨年12月には1期生の山口舞さん(体育委員長)が学業優先のため卒業し、2期生の永藤葵さん、小林玲奈さんの2人が候補生から正規メンバーに昇格。現メンバーは、小田桐奈々さん(生徒会長)、千葉さきのさん(おしゃれ委員長)、宮下まゆかさん(2・5次元委員長)、岸谷優希さん(小悪魔委員長)、野田仁美さん(給食委員長)、夢夏さん(クール委員長)、永藤葵さん(ふわふわ委員長)、小林玲奈さん(スマイル委員長)の計8人。各メンバーが個性を生かしたそれぞれの「委員長」に就いているのも特徴だ。この日のミニライブでは29日発売の2枚目シングル「ジュリエット~君を好きな100の理由~」など5曲を熱唱し、駆けつけたファンや参拝者らを盛り上げた。
シングル「ジュリエット ~君を好きな100の理由~」は、メンバーの卒業と昇格により8人体制となった新生「放課後プリンセス」初のシングル。タイトル曲はライブ常連のファンの間ではすでに名曲との呼び声も高いという。同シングルは、一部収録曲が異なるAタイプ、Bタイプの2種類で、いずれも1300円で29日にリリース予定。(毎日新聞デジタル)