瑛太:初共演の深津絵里は「武士みたいなひと」 舞台「ガラスの動物園」会見

舞台「ガラスの動物園」けいこ場会見に登場した瑛太さん(右)と深津絵里さん
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舞台「ガラスの動物園」けいこ場会見に登場した瑛太さん(右)と深津絵里さん

 女優の深津絵里さん、俳優の瑛太さんが6日、東京都内のスタジオで行われた舞台「ガラスの動物園」けいこ場会見に他の出演者らと登場した。深津さんと初共演を果たす瑛太さんは深津さんの印象を「深津さんがお姉さんなんてこんな幸せなことはない。深津さんは“武士”みたいな人。どうしてそこまでスッとしていられるのか」と勢い込み「(深津さん演じる)姉のローラという役を通り越してかわいいなという感情が出てきてしまうので消していこうと思う」と話し、笑いを誘った。

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 一方、「武士みたい」と“絶賛”された深津さんは「武士って言われるのは初めてではなくて。(瑛太さんは)前にもあったことがあるんじゃないかという感覚。私とテンションが近いんじゃないかなと勝手に思っています」とコメント。けいこについても「日々じっくり時間をかけて丁寧にけいこをしている。プレッシャーを感じてあたふたもしているけれど、手に手を取り合って乗り越えられるという信頼感を感じています」と充実した表情を見せた。

 舞台は、戯曲「欲望という名の電車」で知られる米劇作家のテネシー・ウィリアムズの自叙伝的作品が原作。1930年代の米セントルイスでつましく暮らす家族の姿を描く。一家の母・アマンダを立石凉子さん、内気な長女・ローラを深津さん、父に代わり一家の生活を支える文学青年のトムを瑛太さん、トムの同僚で一家と交流を持つようになるジムを鈴木浩介さんが演じる。

 演出を手がける長塚圭史さんは「普遍的な家族の風景を描いている。家族の絆、業が色濃く出ている」と説明し「家族の話なので、(観客の)皆さんが見ている家族の記憶によって主役は誰なのか変わってくると思う」と語った。

 舞台は、Bunkamuraシアターコクーン(東京都渋谷区)で、3月10日~4月3日に上演。(毎日新聞デジタル)

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