脚本家で演出家の三谷幸喜さんが6月から3カ月連続でパルコ劇場(東京都渋谷区)の舞台上演に挑むことが7日、明らかになった。「生誕50周年」に沸いた11年に続いて今年は、ロシアの劇作家アントン・チェーホフの作品に初挑戦する「三谷版『桜の園』」、初のロングラン作品「なにわバタフライN.V」、そして文楽に初めて挑む「三谷文楽『其礼成心中(それなりしんじゅう)』」と初ものづくしの3作品が上演される。
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「三谷版『桜の園』」には、浅丘ルリ子さん、市川しんぺーさん、神野三鈴さん、大和田美帆さん、藤井隆さん、青木さやかさん、瀬戸カトリーヌさん、高木渉さん、迫田孝也さん、阿南健治さん、藤木孝さん、江幡高志さんらが出演する。上演は6月9日~7月8日。大阪・森ノ宮ピロティホール、神奈川・KAAT神奈川芸術劇場ホールでも巡演される。
「なにわバタフライN.V」は、戸田恵子さん出演による一人芝居。故・ミヤコ蝶々さんをモチーフに描かれた舞台で、ほかに大阪などでも上演される。「三谷文学『其礼成心中』」は、三谷さんの書き下ろし最新作。竹本千歳大夫さん、豊竹呂勢大夫さん、鶴澤清介さん、吉田一輔さんらが出演する。上演は8月11日~22日。
チケットは4月中旬に発売予定。(毎日新聞デジタル)