12日発表された10、11日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、劇場版アニメ「映画ドラえもん のび太と奇跡の島 ~アニマル アドベンチャー」が2週連続で首位を獲得し、興行収入10億円を突破した。世界的ヒットを記録したガイ・リッチー監督の映画「シャーロック・ホームズ」の続編「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」が2位に初登場。全国464スクリーンで公開され、約24万人を動員し、興行収入は約3億335万円だった。
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そのほか新作は、「犬と私の10の約束」「鴨川ホルモー」の本木克英監督が手がけた3D映画「おかえり、はやぶさ」が7位にランクイン。全国463スクリーンで公開され、約3万人を動員し、興行収入約3457万円だった。
「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」は、ホームズとその助手・ワトソンの名コンビの前に、自らの手を汚すことなく民衆の命を奪い、絶大な富と権力を手に入れようとする天才数学者、ジェームズ・モリアーティ教授が立ちはだかる。2人は教授がヨーロッパ中に張り巡らせたわなやさまざまな危機を乗り越え、ついにスイスで教授と決戦の時を迎えるが……というストーリー。前作に続き米俳優のロバート・ダウニー・Jrさんがホームズを、英俳優のジュード・ロウさんがホームズの助手のジョン・ワトソンを演じている。
「おかえり、はやぶさ」は、03年5月に宇宙科学研究所(現JAXA)が打ち上げた小惑星探査機「はやぶさ」のイオンエンジン開発担当・大橋健人が主人公。健人は、火星探査機「のぞみ」プロジェクトに失敗して以来、自らを責め続ける父・伊佐夫と疎遠になりながらも、伊佐夫にあこがれて宇宙研究に進んだ理学博士の野村奈緒子たちとともに、「はやぶさ」による人類初の「小惑星サンプルリターン」プロジェクトに携わる中で、チームの一員として成長していく……というストーリー。藤原竜也さんが主演を務め、三浦友和さん、杏さんが出演している。(毎日新聞デジタル)
1位 映画ドラえもん のび太と奇跡の島 ~アニマル アドベンチャー
2位 シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム
3位 ライアーゲーム −再生−
4位 ヒューゴの不思議な発明
5位 TIME/タイム
6位 戦火の馬
7位 おかえり、はやぶさ
8位 ALWAYS 三丁目の夕日’64
9位 ドラゴン・タトゥーの女
10位 ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
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