人気アニメ「秘密結社 鷹の爪」の3年ぶりとなる新シリーズ「秘密結社 鷹の爪 NEO」が、4月からNHK・Eテレで放送されることが明らかになった。これまでテレビ朝日系で放送されていたが、今回異例の“移籍”を断行。同局の子供番組「ビットワールド」（毎週金曜午後6時20分～）内のコーナーコンテンツとして同6日から登場。シリーズ初の全国放送で、テレビシリーズと別のエピソード「秘密結社 鷹の爪．jp」も公式サイトで同時配信する。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　「秘密結社　鷹の爪」は、CGクリエーターのFROGMANさんによる「蛙男商会」制作のアニメ。世界征服をたくらむが臆病で涙もろい総統と、いざというときはあっさり裏切る戦闘主任の吉田くんらで構成するまぬけな秘密結社「鷹の爪団」が、お金に弱くわがままな正義の味方デラックスファイターとのゆるい戦いを繰り返す日々が描かれる。06年と09年にテレビ朝日系で放送され、劇場版も製作された。

　これまでのファン層である20、30代に加え、「ビットワールド」視聴者層の小中学生を新たなファンとして獲得を目指す。テレビとネットでの同時新シリーズスタートに先駆け、東京駅に期間限定（3月16日～4月25日）のショップをオープンしたり、17日からは「鷹の爪」の全面広告をまとったアドトラックが都内を走行するなどのプロモーションを展開する。

　期間限定ショップでは、商品購入者全員に「NHK放送決定記念　オリジナルショッパー」、来店者全員に特別DVDや「NHK放送決定記念」号外がプレゼントされる。また、17日、18日には「吉田君」、4月7日、8日には「レオナルド博士」の着ぐるみが登場し、写真撮影ができるという。

　「秘密結社 鷹の爪 NEO」は、4月6日から毎週金曜午後6時20分放送。（毎日新聞デジタル）