松坂桃李:コナンSPドラマで時代劇シーン初挑戦 剣さばきを陣内孝則絶賛

 俳優の松坂桃李さんが、4月放送の「名探偵コナン」を実写化したスペシャルドラマ「工藤新一 京都新撰組殺人事件」(読売テレビ・日本テレビ系)で、初の時代劇シーンに挑戦している。松坂さんは連続ドラマでも演じた人気キャラクターの西の高校生探偵・服部平次を引き続き演じているが、劇中、時代劇映画に出演し、新撰組の沖田総司を演じるという設定。松坂さんは「初めて本格的な立ち回り、殺陣をやらせてもらって、かつらもかぶって、ちゃんとメークもしました。それがちょっといい感じで」と初“時代劇”を楽しんでいる。

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 名探偵コナンは、「週刊少年サンデー」(小学館)に連載中の青山剛昌さんの人気マンガが原作。高校生探偵の新一が、謎の組織の手で子どもの体にされてしまい、小学生探偵の江戸川コナンとして、難事件を解決するというストーリー。11年7~9月に連続ドラマで実写化され、溝端淳平さんが新一役、忽那汐里さんがヒロインの毛利蘭を演じて話題を呼んだ。

 今回のスペシャルドラマでも、溝端さん、忽那さんのほか、松坂さんや蘭の父親で“眠りの小五郎”の異名をとる探偵・毛利小五郎役で陣内孝則さんら連続ドラマのキャストが集結。物語は、飛行機を舞台にした密室殺人と映画の撮影現場で起きた密室殺人、二つの事件に巻き込まれた新一が、その謎に挑むという内容で、容疑者役に臼田あさ美さん、佐藤藍子さん、中村俊介さん、お笑いコンビ「アンジャッシュ」の児嶋一哉さん、「スピードワゴン」の井戸田潤さん、ダンテ・カーヴァーさんらが出演する。

 平次が沖田総司を演じる時代劇のシーンは、物語の冒頭で放送。新撰組と勤皇志士たちが立ち回る大迫力のシーンで、事件が動き出す重要な場面になっている。陣内さん演じる毛利小五郎も時代劇に出演する設定で、松坂さんと共演した陣内さんは「桃李くんはあまりにも立ち回りがうまいので。確かに私は文芸作品中心にやってきましたから(笑い)。アクションとかは……」と冗談を交えつつ、松坂さんの剣さばきを絶賛。殺陣指導のアクションコーディネーターも松坂さんの筋の良さに驚いていたという。

 ドラマは4月12日午後9時に放送。(毎日新聞デジタル)

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