溝端淳平:半年ぶりの高校生探偵役に「制服着て老けたなと思った」 実写ドラマ「名探偵コナン」

実写ドラマ「工藤新一 京都新撰組殺人事件」のクランクアップ後に会見した溝端淳平さん
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実写ドラマ「工藤新一 京都新撰組殺人事件」のクランクアップ後に会見した溝端淳平さん

 7カ月ぶりにスペシャルドラマとして復活するマンガ「名探偵コナン」の実写ドラマ「工藤新一 京都新撰組殺人事件」(読売テレビ・日本テレビ系)が10日、東京都内の撮影所でクランクアップを迎えた。主人公の高校生探偵・工藤新一を演じた溝端淳平さん(22)は、「半年ぶりに工藤新一をやれてうれしい」と笑顔を見せたが、「久々に制服着て、老けたなと自分で思った」と苦笑い。「制服を着ないと高校生に見えないんじゃないかと不安だった」と本音をもらしつつ、「(連続ドラマと)スタッフ、キャストがそのままで、いいムードが作れた現場だった。もう終わるのかとちょっと寂しい気持ちです」と名残惜しそうに撮影を振り返った。

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 「名探偵コナン」は、「週刊少年サンデー」(小学館)に連載中の青山剛昌さんの人気マンガが原作。高校生探偵の新一が、謎の組織の手で子どもの体にされてしまい、小学生探偵の江戸川コナンとして、難事件を解決する、というストーリー。96年からテレビアニメがスタートし、97年からは劇場版アニメも毎年製作されて人気を集めている。11年7月期に放送された実写版の連続ドラマでは、溝端さんが新一役、忽那汐里さんがヒロインの毛利蘭を演じて話題を呼んだ。

 4月12日放送のスペシャル版では二つの密室殺人事件が軸となり、新一は飛行機を舞台にした密室殺人と映画の撮影現場で起きた密室殺人の謎に挑む。連続ドラマと同様、人気キャラクターの西の高校生探偵・服部平次を松坂桃李さん、その幼なじみの遠山和葉を岡本玲さん、蘭の父親で探偵の毛利小五郎を陣内孝則さんが演じるほか、臼田あさ美さん、佐藤藍子さん、中村俊介さん、お笑いコンビ「アンジャッシュ」の児嶋一哉さん、「スピードワゴン」の井戸田潤さん、ダンテ・カーヴァーさんらが出演する。

 クランクアップ後に行われた会見には、溝端さんをはじめ、忽那さん、松坂さん、岡本さん、陣内さんが出席。連続ドラマ、スペシャルドラマと工藤新一を演じてきた溝端さんは、撮影現場でせりふの別の言い回しを自ら提案する場面もあったという。「昨年、初めてのときは不安で、一個一個びびりながらやっていた。連続ドラマ、スペシャルドラマとやったことで、自分が工藤新一だと思ったことをやってみようと、(今回は)冒険に出たと思う」と俳優としての自信を見せた。

 一方、関西弁の高校生探偵を演じた松坂さんは「半年ぶりの関西弁が不安だった」と明かしたが、関西出身の岡本さんから「松坂さんの関西弁が格段にうまくなった!」と絶賛されていた。ドラマは4月12日午後9時に放送。(毎日新聞デジタル)

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