マリリン・モンローが亡くなって、すでに50年がたつ。30歳のときの姿を描いたロマンス作「マリリン 7日間の恋」が全国で公開中だ。「王子と踊り子」撮影中の、モンローの秘めたる恋を、当時、第3助監督だった故コリン・クラークによる回顧録をもとに製作した。
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共演者でもあるローレンス・オリビエ監督との演技に対する意見の違いから起こる確執、夫で劇作家のアーサー・ミラーとの微妙な距離感。それらにマリリンが精神的に追い込まれていく中で、23歳のコリンにだけは誠実な人柄ゆえに心を許し、コリンもまたマリリンに恋心を募らせていくというストーリー。軸は、マリリンとコリンのほのかなロマンスだが、その一方で、セックスシンボルとうたわれたマリリンの素顔と、忍び寄る老いに恐怖を抱くオリビエの弱さも見せていく。
マリリン役のミシェル・ウィリアムズさん、オリビエ役のケネス・ブラナーさん、その妻ビビアン・リー役のジュリア・オーモンドさん、いずれも正直なところ、外見はそっくりとは言いがたい。しかし、見ているうちに彼らが“本人”に見えてきて、とりわけ、今作で米アカデミー賞の主演女優賞候補となったウィリアムズさんが、白いドレスをまといハンドバッグを片手にダンスを踊る場面では、そこにマリリン・モンローがいるかのような錯覚に陥った。
監督は、演劇やテレビシリーズで活躍し、今作が長編映画監督デビュー作となるサイモン・カーティスさん。コリン役は、「美しすぎる母」「ブーリン家の姉妹」のエディ・レッドメインさん。ほかに、大ベテランのジュディ・デンチさん、「ハリー・ポッター」シリーズのエマ・ワトソンさんらが出演。なお、今作の撮影で、「王子と踊り子」の撮影中、実際にマリリンが宿泊したホテルも使われている。24日から角川シネマ有楽町(東京都千代田区)ほか全国で公開。(りんたいこ/毎日新聞デジタル)
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