人気アイドルグループ「AKB48」の仲谷明香さん(20)が11日、福家書店新宿サブナード店(東京都新宿区)で開催された自叙伝「非選抜アイドル」発売記念イベントに登場。今回は64位まで発表されるという6月6日の「第4回選抜総選挙」について仲谷さんは「選抜まではいけなかったとしても64位内、私が所属している事務所がMousa(ムーサ)という事務所なので、それにかけて63位に入れたらと思う」と話し「1位は(大島)優子さんかな。ゆきりん(柏木由紀さん)が追ってくれたらと思う」と予想した。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
仲谷さんは、06年12月に応募総数約1万3000人の中から第3期AKB48メンバーオーディションに合格。翌07年4月にチームBとして公演デビューを果たし、09年8月に発表された新体制でチームAに異動した。仲谷さんはこれまでの「AKB48選抜総選挙」ではいずれも選抜落ちしているが、声優として活躍中で、4月末から放送を開始するAKB48のアニメ「AKB0048」では声優として念願の選抜入りを果たした。同書は、テレビやステージからはうかがい知れないアイドルとしての過酷な日々と逆境をばねにして立ち上がる姿を描いており、「すべての“非選抜”に生きる人たちに元気を送る応援メッセージ」をテーマにしている。756円で発売中。
中学校時代の同級生だった前田敦子さんの卒業について仲谷さんは「あっちゃんはAKBの顔だから卒業はいやだなという気持ちと、AKBの存在を教えてくれた人なので残念という気持ちだった。でも、あっちゃんは『後輩のためにも私が卒業して歩き出さなきゃいけない』と言っていたので、そんな(後輩を導くような)存在になってくれればと思う」と複雑な心境を吐露した。また「AKB48は夢だった声優のきっかけを与えてくれたグループ。そして、仲間がいたからこそ頑張れた大切なもの」と話し自身の“卒業プラン”については「AKB48の肩書なしで仕事を頼まれるようになることが目標。それができたら卒業したい」と目を輝かせた。(毎日新聞デジタル)