薬屋のひとりごと
第13話 外廷勤務
12月27日(金)放送分
お笑い芸人の藤井隆さんが、20周年を迎える人気アニメ「クレヨンしんちゃん」の劇場版新作「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ! オラと宇宙のプリンセス」に、ゲスト声優として出演。役柄は、主人公・野原しんのすけの妹・ひまわりのお世話をする「イケメンDEイクメン軍団」のメンバーの1人で、お笑いコンビ「ココリコ」の遠藤章造さんと田中直樹さん、土田晃之さんとともに、アニメと同じデビュー20周年を迎える“イクメン”芸人の1人に選ばれた藤井さんは「20周年という記念の作品に携わらせていただけるのがうれしい。一緒にやるメンバーも、現場にいるとはしゃいじゃう人たちなので、聞いたときはうれしかったですね」と、映画の魅力と自身の“イクメン”ぶりを明かした。(毎日新聞デジタル)
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藤井さんは、今回の映画出演のことを4歳になる娘にはまだ話していないといい、「映画館で(『クレヨンしんちゃん』の)予告を見て、『見たい~』って言っていたので、すごく喜ぶと思います。まだ秘密です」と笑顔を見せた。役柄については「話を聞いたときは『イクメン軍団』と聞いていたんですが、現場に行ったら“イケメン”が付いていたのでびっくりしました。知らなかったので、『しまった』と思った……。しかも20歳の役だった(笑い)」と裏話を明かし、「ツッチー(土田さん)のイケメンぶりにご期待ください。すごくいい仕上がりです」と太鼓判を押した。
普段の娘との触れ合いについて、「小さいときは娘をお風呂に入れてあげるのがすごく好きで、仕事の都合で、もし合間があったら、お風呂入れるためだけに帰ったりしました。仕事で夜はいなくて、彼女が幼稚園に行く朝の1時間だけいたりするので、『わ~、パパ~!』って言って、僕のことをスペシャル扱いをしてくれる。会えなかったときは手紙も書いてくれる」とうれしそうに話したが、「僕のシャンプーはサロンクオリティーで“力”が強すぎたらしく、娘は僕には直接言わないで、おばあちゃんに『痛い』って相談していたみたい(笑い)。小さいけれど気を使ってくれている」と苦笑し、「会ってる時間とか、おなかの中にいた時間とかを考えると、ママには絶対かなわない。女の子ですし、ママと“女同士”(の結束)みたいな瞬間もある」と早くも父親の悲哀を見せた。
育児参加については「彼女と一緒にいて遊んであげる時間は育児といえばそうかもしれないけれど、例えばお風呂を洗ったりとか、ゴミを持って行ったりとか、別の家事でサポートして、妻の時間を作るということを心掛けてます。全然足りないんですけれど……」と直接ではなく、母親を助ける自分なりの育児への参加スタイルを話した。今後、娘にやってあげたいことは「娘が行きたいところに連れてってあげたい。彼女はチューリップが好きなんで、いつか大きくなったら、オランダのチューリップ畑を見せたい。僕は見たとき、胸がいっぱいになったんで、オランダには連れてってあげたい」と目尻を下げた。
芸人生活20周年の思い出は、「疑似家族みたいな吉本新喜劇でずっと続けていくのが好きだったんですけれど、スタッフの皆さんがいろんな番組に出たり、自分の番組を持たせていただく機会を作ってくださった。皆さんに支えられた20年だった」と振り返った。つらかったことは「眠れないとか、ご飯が食べられないとかはあったかもしれないけれど、スタッフに『今頑張らないでどうする!』とハッパをかけてもらったので、あんまりつらい思い出がないんですよ」と笑顔で語った。自身と同じく20周年記念となる映画については「今までのいいところがいっぱい詰まっている素晴らしい作品。しんちゃんが宇宙に行く瞬間を、ぜひスクリーンで見てほしい」と熱烈にアピールした。映画は14日から全国東宝系で公開される。
<プロフィル>
72年3月10日生まれ、大阪府豊中市出身のA型。趣味は写真。声の出演をした過去作品は、映画「劇場版ポケットモンスター セレビィ 時を超えた遭遇」(01年)のホワイト役、映画「ガーフィールド」(07年)の主人公・ガーフィールド役。
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