ダンダダン
第8話「なんかモヤモヤするじゃんよ」
11月21日(木)放送分
俳優の妻夫木聡さんが主演を務め、女優の武井咲さんがスクリーンデビューする三池崇史監督の最新映画「愛と誠」が、第65回カンヌ国際映画祭に公式選出され、オープニング・クロージング上映に並ぶミッドナイトスクリーニング部門で上映されることが20日、明らかになった。三池監督は昨年の映画「一命」に続き2年連続のカンヌ国際映画祭出品に「いやもうびっくりですよね! めいっぱい作っているので選んでいただくのはとてもうれしいのです」と驚き、「あまりにも予期していなかったので自分の中では事件だなと、カンヌ大丈夫なのか(笑い)という衝撃はあります」と興奮のコメントを寄せている。
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「愛と誠」は、原作・梶原一騎さん、作画・ながやす巧さんの名作マンガで、73~76年にマンガ誌「週刊少年マガジン」で連載され、累計発行部数は800万部を記録し、過去に3度映画化され、ドラマ化もされている人気作。額に一文字の傷を持つ超不良の太賀誠(妻夫木さん)は、子どものころに財閥の一人娘で究極のお嬢様、早乙女愛(武井さん)を雪山で助ける。11年後に新宿地下街で、誠と運命の再会を果たした愛は、常軌を逸した献身で誠に惜しみない愛をささげる……という物語。
妻夫木さん、武井さんのほか斎藤工さん、余貴美子さん、伊原剛志さん、市村正親さんら豪華キャストが出演。映画は“ミュージカル”風の演出を採用しており、劇中の名曲をアレンジする音楽プロデューサーに「Mr.Children」などを手掛ける小林武史さんを起用。振り付けをパパイヤ鈴木さんが担当している。
三池監督は「梶原一騎VSカンヌというのは良いですよね。確かに“日本人”にしか作れない映画を作ったと思っています」と自信を見せ、ミッドナイトスクリーニング部門での上映について「純粋に映画を楽しもうぜってところに呼んでいただいたので、カンヌのお客さまに楽しいひと時を過ごしていただければ」とコメント。
主演の妻夫木さんは「予備知識がない中、選んでいただいた。自分たちがやってきたことが間違いじゃなかった」と喜び、「原作も知らないカンヌで世界の方々が見てどのような受け止め方をするのか、気になってしょうがない、とにかく感想が聞きたいです」とコメント。斎藤さんも「僕ら以上に三池監督の作品は世界が判断すべきだと思うので、正しい評価を海外にしてもらうべきだ」と世界の反応に期待を寄せている。映画は6月16日から新宿バルト9(東京都新宿区)ほか全国で公開予定。(毎日新聞デジタル)
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