優香:「お母さんと呼ばれたくなった」美山加恋の成長に感無量 

劇場版アニメ「ももへの手紙」初日舞台あいさつに登場した美山加恋さん(左)と優香さん
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劇場版アニメ「ももへの手紙」初日舞台あいさつに登場した美山加恋さん(左)と優香さん

 女優の美山加恋さんと優香さんが21日、東京都内の会場で開催された劇場版アニメ「ももへの手紙」(沖浦啓之監督)初日舞台あいさつに登場。美山さん演じるももの母の声を担当した優香さんは「ドラマでずっと見ていた加恋ちゃんがこんなに大きくなったのかと」と感無量の様子で「(美山さんが)女性としてきれいになっていく時を過ごせた。成長を見ている感じで、『お母さん』と呼ばれたくなった」と話した。

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 美山さんは「最初、優香さんはお姉さんというイメージだったので不思議な感じだったけれど、声をあてて行くと本当のお母さんのようだった。声を入れたのが中学2年生のときで、(公開の)今は高1。昔のような、あっという間だったような。すごくうれしい」と初日を迎えた喜びを語った。

 「ももへの手紙」は、瀬戸内の小さな島で、主人公の少女・ももに訪れる不思議な日々を描いた家族の愛の物語。ももの母・いく子の声を優香さん、不思議な妖怪、見守り組のイワの声を西田敏行さんが担当するほか、山寺宏一さんらも妖怪の声で出演している。

 妖怪役の西田さんは「7年間の歳月をかけて作ってきた作品だと監督から言われて、そんな作品に参加できるのがうれしかった」と話した。舞台あいさつには、沖浦監督と、映画にちなみ実施された父から娘への思いを届ける「父から娘への手紙」キャンペーンで受賞した佐渡泰さんと佐渡仁美さん親子も出席し、広島県の湯崎英彦知事から表彰状などが授与された。映画は公開中。(毎日新聞デジタル)

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