薬屋のひとりごと
第13話 外廷勤務
12月27日(金)放送分
12年の本屋大賞にノミネートされた三上延さんの人気ミステリー小説「ビブリア古書堂の事件手帖」の1、2巻が合わせて発行部数200万部を突破したことが26日、明らかになった。アスキー・メディアワークスの大人向け文庫レーベル「メディアワークス文庫」では初めてのミリオン突破作となる。
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「ビブリア古書堂の事件手帖」は1巻が11年3月、2巻は同年10月に発売され、当初から書店での評判がよく、11年秋から冬にかけて売り上げが伸びたという。同社は、中高生に強いとされるライトノベル市場でナンバーワンのレーベル「電撃文庫」を発行しており、同じ編集部が大人向けのレーベルとして「メディアワークス文庫」を09年12月に設立した。本の売れ行きが右肩下がりの厳しい中、3年足らずでレーベルからミリオンを生み出す快挙となった。
「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズは、神奈川県・鎌倉にある古書店「ビブリア古書堂」が舞台。内向的だが本のことになると情熱をみせる美人店主の篠川栞子と、本の読めない青年・五浦大輔を中心に、古書にまつわる謎を解き明かしていくという展開で、夏目漱石の「それから」、太宰治の「晩年」など実在の名作のくだりが文中に登場し、古書に関するうんちくなどもつづられている。3巻は6月23日に発売される予定。(毎日新聞デジタル)
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