クレオパトラな女たち:連ドラ8話終了は「編成上の理由」 視聴率低迷説を否定

 日本テレビは28日、第8話で終了が決定した佐藤隆太さん主演のドラマ「クレオパトラな女たち」(毎週水曜午後10時)について「(第8話で終了は)番組編成上の理由」と東京・汐留の同局で開かれた定例会見で説明。視聴率低迷による打ち切り説を否定した。

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 同局は、「クレオパトラな女たち」について「当初の準備が遅れ、放送回数を決めずにスタートしたが、他の企画などとの兼ね合いで8回に決まった。実は6月に『(ザ!世界)仰天ニュース祭り』を予定していて、6月の編成方針との兼ね合い。『仰天ニュース』も含めた編成上の理由」と説明した。視聴率についても、「右肩上がりに増えています」と語り、視聴率低迷が理由ではないとの見解を示した。

 ドラマは、スタッフのほとんどが顔を直しているという美女ばかりの美容外科クリニックを舞台に、無口で武骨な若手医師・岸峯太郎(佐藤さん)が「美」を通じて女性の本音に迫るヒューマンドラマ。クリニックのナンバー2で、すご腕の美容外科医を稲森いずみさん、一番若く元気で明るいナースを北乃きいさん、そのほか綾野剛さん、三浦翔平さん、余貴美子さんも出演している。脚本は、「セカンドバージン」「蜜の味」などを手がけた大石静さんが担当。6月6日放送の第8話で終了することが報道されていた。

 また、母親の生活保護費問題で釈明会見を開いたお笑いコンビ「次長課長」の河本準一さんについて、大久保好男社長は「番組出演については、制作現場で決めていくことですから、どこかの場面で降板したりすることがあるかもしれないが、それは現場の理由。一般論でいえば、特に問題視することではないのではと思う」とコメントした。(毎日新聞デジタル)

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