人気子役の鈴木福君が2日、主演するスペシャルドラマ「一休さん」(フジテレビ系)の会見に、クリクリの丸刈りの一休さんスタイルで登場した。福君は昔から「一休さん」の絵本を読んでいたため、ドラマ出演が決まった時「えっ、……あの(一休さん役)?」とビックリしたといい、「うれしかったです」と笑顔を見せた。「台本を読みながら、あのシーンもできるんだ~って」とニコニコ顔で話し、一休さんについて「好きなところは、頭がいいところ、とんちで人助けとか。あとはやさしいところ。……うーん、なんか一休さんになりたい!」と可愛く話した。
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「一休さん」は、便利なものが何もない室町時代に、知恵を絞ってとんちで切り抜け、助け合いながら生きた人々の姿を、臨済宗の禅僧・一休宗純を中心に軽快なテンポで描いた物語。ドラマは3本のオムニバスで構成され、「友情」「師弟愛」「親子愛」をテーマに、親子で楽しめる作品となっている。福君にとっては、ゴールデンタイム初の主演ドラマになり、主題歌「みんなの一休さん」も歌う。一休さんのお目付役・蜷川新右衛門は成宮寛貴さん、母君の伊予の局は安田成美さん、時の将軍・足利義満は人気グループ「少年隊」の東山紀之さんが演じる。
一緒に会見に登場した、安田さんは「福ちゃんに癒やされます。モニターにアップで映ると笑っちゃうんです。かわいいーって」とメロメロで、成宮さんも「めちゃめちゃかわいいです。あと、福君の坊主頭の後ろの部分がすごく柔らかくて気持ちいい」などと絶賛。一方、東山さんは、福君が「仮面ライダー」好きということで、「僕も昔、紅白歌合戦で『仮面ライダー』になったことあるんだよ」と、86年当時の白組司会者・加山雄三さんから「少年隊」の出場曲「仮面舞踏会」と間違って紹介されたエピソードをギャグにして語ったところ「何話してるの?って顔してた」とジェネレーションギャップを語っていた。
スペシャルドラマ「一休さん」は、フジテレビ系で30日の午後9時~11時10分放送。(毎日新聞デジタル)
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