前田敦子：初体験バラされ大赤面　山下監督暴露

　アイドルグループ「AKB48」の前田敦子さんが14日、東京都内で行われた映画「苦役列車」（山下敦弘監督）の完成披露試写会に登場。前田さんは「憧れの人たちとのお仕事で頑張ってついていこうと思った。いろいろ初めてのことも体験した」とあいさつ。司会者から「初めての体験って？」を質問され「これから皆さん映画を見ると思うので……」と言葉を濁すと、山下監督から「初めてしびんを持ったんですよね」と暴露され、前田さんは大赤面だった。

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　映画は第144回芥川賞を受賞した西村賢太さんの小説が原作。86～89年の東京を舞台に、その日暮らしを続けている「友ナシ、金ナシ、女ナシ」の19歳の北町貫多（森山未來さん）のひねくれた青春を描く。貫多が港湾での日雇い労働で出会った専門学校生の日下部正二を高良健吾さん、貫多がひそかに思いを寄せる古書店員の桜井康子を前田さんが演じる。7月14日公開。

　司会者から主人公の貫多のような人がいたら友だちになれるかどうかを聞かれた前田さんは「貫多は女の子から見ると怖い人。私は来るもの拒まずなので『お友達なら』と言うと思います」と話した。ミュージシャンのマキタスポーツさんは「（公開日の）7月14日は沢尻エリカさんの『ヘルタースケルター』もあると思いますが、『ヘルタースケルター』よりも『苦役列車』で！」とアピールし笑いを誘った。（毎日新聞デジタル）