スティックボム:新感覚ドミノでギネス記録更新 東京おもちゃショーで

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 はじけ飛びながら連鎖して崩れる新感覚のドミノ「スティックボム」(メガハウス)で、米国人男性が持つギネス記録3864本(6月6日現在)更新に挑戦するイベントが14日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催中の「東京おもちゃショー2012」内で行われ、9911本の連鎖を達成した。

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 「スティックボム」は、木製のスティックをさまざまな組み方で組み、手を離した瞬間に反発力で連鎖してはじけ飛ぶというドミノで、世界に先駆けて「メガハウス」(東京都台東区)が商品化した。海外ではアイスの棒を使って遊ばれており、その派手な崩れ方から、国内外の動画投稿サイトなどで話題になっている。

 イベントでは、ギネス記録3864本更新を達成するため、約1万本のスティックを用意し、スタッフ17人が約12時間かけて準備した。イベント開始前、同社のトイ事業部の浜高朗さんは「うねってゴールに上っていく作り。センターの渦巻きを進み、成功すればくす玉が割れる。何度も練習してきたので、絶対成功すると思います」と熱を込めた。

 開始直前に一部がはじけ飛ぶハプニングもあり、挑戦は緊張感漂う静けさの中で始まったが、ギネス記録の3864本を超えると小さな歓声とともに会場がざわめき始め、くす玉が割れた瞬間は大きな拍手に包まれた。浜さんは「(ギネス記録に)達成しましたね。ありがとうございます。集まってくださった皆さんが証人です!」と観客に感謝していた。今後は、動画で記録されたイベントの模様を、規定に基づいてギネス記録に申請する予定だという。(毎日新聞デジタル)

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