向井理:難しい手術シーン家でも練習「目が疲れて大変」

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 俳優の向井理さんが2日、神奈川県内で行われた7月スタートの連続ドラマ「サマーレスキュー~天空の診療所~」(TBS系)の制作発表に登場。初の医師役に挑戦し、難しい手術シーンの手元も自分で演じている向井さんは「医療技術はすぐにはできないので、家でも練習しているんです。ほぼ毎回手術のシーンがあるので、目が疲れて大変」と説明。「分かってないでしょ? そういうところ!」と共演者にもアピールして会場を盛り上げていた。

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 ドラマは、標高2500メートルを超える厳しい環境に実在する小さな山岳診療所をモデルに、診療所とそれに隣接する山荘で繰り広げられるひと夏の群像劇。向井さん演じる主人公の速水圭吾は、大学病院で将来を期待されているクールな若き心臓外科医だったが、上司からの命令で、夏の間とある山の診療所で患者を診ることになる……という物語。ヒロインで看護師の小山遥役で女優の尾野真千子さん、速水が出向く山の診療所の責任者・倉木泰典役で俳優の時任三郎さんが出演するほか、12年前から山の診療所で働くベテラン看護師・平原あかり役を小池栄子さん、あかりの娘・桃花役を人気子役の本田望結ちゃん、遥の父・小山雄一役を笹野高史さんが演じ、佐藤二朗さん、松重豊さんらも出演する。

 山のシーンは長野県の標高約2000メートルの場所にロケセットを組んで行っているといい、向井さんは「初日から雨が降って雹(ひょう)が降って、虹が出て、スタンバイしているこっちは難しい」と説明したが「セットの疑似体験では醸し出すことのできない空気が当然ある。実際体験して芝居するのはお芝居の原点だと思うのでありがたい」と喜んだ。一方、自身を「へき地俳優」と紹介した時任さんは「山の撮影っていうと大変というけれど、僕は逆に街より山の方が、エネルギーがわいてくるので、快調ですね」といい、笹野さんも「ロケ現場ではたこ揚げをした。三つあるから、今度みんなにもやらせてあげるよ」と山を満喫している様子だった。

 主題歌は、越智志帆さんのソロユニット「Superfly」が手がける「輝く月のように」。ドラマは8日スタートで毎週日曜午後9時のTBS系ドラマ枠「日曜劇場」で放送。初回は15分拡大で放送される。(毎日新聞デジタル)

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