シンガー・ソングライターの持田香織さんが18日、東京都内で行われた厚生労働省の肝炎対策普及啓発事業「知って肝炎プロジェクト」キャンペーンのキックオフイベントに登場。自ら同キャンペーンのために書き下ろした新曲「夜明け」を披露した。持田さんは「生きていると悩んだりすることも多いけれど、それを乗り越えたら必ず明日は来る。だからこそ、今を一生懸命ひたむきに頑張っていきたいという思いで書きました」と曲に込めたメッセージを語り、「たくさんの人の力になればいいなと思います」と期待を寄せていた。
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「知って肝炎プロジェクト」は、肝炎について予防や早期発見、偏見・差別の解消に向けた啓発活動を継続的に行い、肝炎検査の受検者数の拡大を目指すもの。今年から7月28日を「日本肝炎デー」と定め、同日を中心に普及啓発や情報提供を行う。同プロジェクト実行委員会委員長に俳優の杉良太郎さんが就任し「啓発活動を全力を挙げてやりたいと思っています」と意気込みを語った。
また、杉さんの妻で歌手の伍代夏子さんと持田さんは特別大使として、タレントの高田万由子さんと元サッカー日本代表の波戸康広さんはスペシャルサポーターとして就任。イベントには小宮山洋子厚生労働相も出席し、持田さんのスペシャルライブのほか、有識者たちのトークセッションや伍代さんによる患者の手記朗読、杉さんの肝炎に関するトークショーなどが行われた。(毎日新聞デジタル)