「脳トレ」シリーズ最新作「東北大学加齢医学研究所川島隆太教授監修 ものすごく脳を鍛える5分間の鬼トレーニング(鬼トレ)」(任天堂)がニンテンドー3DSで発売される。過去のシリーズは加齢による脳の機能低下防止が目的だったが、本作は「ワーキングメモリー」を鍛えて、脳の機能向上を図ることが目的だ。
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ワーキングメモリーは新しい場面に適応したり、過去に経験したことがない問題を解決するときに働く「流動性知能」の本質とされる。ワーキングメモリーの能力が高い人は、複数のことを同時にこなしたり、一度記憶してから順番に処理することができるとされており、「鬼トレ」を継続して遊ぶと、こうした能力の向上が期待できるという。
収録されている「鬼トレ」は全8種類で、「鬼計算」なら順に出題される計算問題の答えを覚えながら、その前や二つ前に出された問題の答えを書いていく。「鬼めくり」なら、神経衰弱の要領でペアの数字カードを見つけていく。同じ種類の問題は1日5分間しかプレーできず、正解率に合わせて難しさが変わるため、常に能力にあったレベルでトレーニングできる。
他にミニゲームスタイルで遊べる9種類の「鬼トレ補助」や、過去シリーズでおなじみの「脳トレ」、全力で集中できる時間を計る「集中力時間測定」も盛り込んだ。「いつの間に通信」「すれちがい通信」にも対応し、トレーニング記録のアップロードもできる。
「東北大学加齢医学研究所川島隆太教授監修 ものすごく脳を鍛える5分間の鬼トレーニング」(3DS) CEROレーティングA(全年齢対象) 任天堂 3800円 7月28日発売
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