ウルトラマン:「隊長になって!」ハヤタ隊員が冨永愛にラブコール WOWOWでハイビジョン放送

ウルトラマンの横でスペシウム光線のポーズを取るハヤタ隊員役の黒部進さん
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ウルトラマンの横でスペシウム光線のポーズを取るハヤタ隊員役の黒部進さん

 円谷プロダクションとWOWOWが共同で行う「ウルトラ三大プロジェクト」の発表会見が23日、東京都内で行われ、「ウルトラマン」でハヤタ隊員を演じた黒部進さんと、「ウルトラセブン」でモロボシ・ダン隊員を演じた森次晃嗣(もりつぐ・こうじ)さん、同プロジェクトの応援隊員に就任したモデルの冨永愛さんが登場した。ウルトラマンを意識したゴージャスな赤いワンピース姿で登場した冨永さんに、森次さんは「宇宙人なの?  いい! (ウルトラマン)っぽい!」と大絶賛。黒部さんは「隊長になってください!」と懇願してイベントを盛り上げた。

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 同プロジェクトは、WOWOWと円谷プロが共同で「ウルトラマン」シリーズの原点となった空想特撮シリーズ第1弾「ウルトラQ」の新シリーズ「ネオ・ウルトラQ」の制作と、「ウルトラマン」「ウルトラセブン」のハイビジョンリマスター版の放送を行うという企画で、同局は11年に「ウルトラQ」のハイビジョンリマスター版を放送している。

 黒部さんは「今日なおシリーズが息づいていることはファンのおかげ。本当に感謝しています」と喜び、森次さんも「隊員服はどう着たら、どう走ったらかっこいいのか考えていました。(ハイビジョン放送は)楽しみですよ」と期待を寄せた。「ネオ・ウルトラQ」が新しく撮影されると聞くと、黒部さんは「配役は決まってるの? おじいさんの役はあるでしょう!」と出演にも意欲を見せた。ウルトラマンが大好きという冨永さんは「すっごくテンションが上がった!」とはしゃぎ、「メッセージ性があって絶対的なヒーローというのが、子供に響くんだと思う」と魅力を語った。特撮の良さについて、森次さんは「アナログの良さ。CGじゃなくて、ピアノ線の世界が子どもたちにも伝わるはず」といい、黒部さんも「手作りの世界を見てほしい。ホットであったかいものを感じてほしい」と視聴者にメッセージを送っていた。

 「ネオ・ウルトラQ」は13年放送予定。「ウルトラマン」ハイビジョンリマスター版の1話は、24日午後6時55分からWOWOWプライムの無料放送番組「ザ・プライムショー200回記念拡大版!」でウルトラマン特集とともに先行放送。8月11~18日の午後2時から全39話が放送される。なお今冬には「ウルトラセブン」のハイビジョンリマスター版も放送予定。(毎日新聞デジタル)

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