人気アイドルグループ「AKB48」を8月に卒業した前田敦子さんが4日、福家書店新宿サブナード店(東京都新宿区)で行われた卒業後初となるイベントに登場。ブルーのシャツワンピース姿の前田さんは、“解禁”となる恋愛について「してもいんですよね。したいです」と笑顔を見せ、デートでは映画館に行きたいといい、理想の男性については考え込みつつ、「頭のいい人がいいです。映画を理解して、その人なりの意見を話し合える人」と晴れ晴れとした表情で語った。
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AKB48として「やり残したことはない」と語る前田さん。卒業について「近くでメンバーが『明日何とかの撮影だよ』と言っているとき、自分は行かないんだと思ったときに卒業したなと実感します」といい、「卒業の日の打ち上げで、みんなが自分の気持ちを言いに来てくれた。私のことをそんなに好きでいてくれたんだ。今からでも遅くないから、後輩の面倒を見よう」と振り返った。
卒業してしたいことは、「たくさんあるけれど、普通のことをたくさんしたい。友達と、電車に乗って駅のおそばやさんでそばを食べる約束をしています。電車にも乗ってます。サイクリングしたりとか」と明かし、今後については、「お仕事に対して自分は受け身。(女優は)必要としてくれるなら何でもやりたい。頑張ります」といい、歌手としては「すごく歌も楽しいな。AKBで最後に歌番組に出させていただいて、改めて、歌ってすてきだなと思える瞬間がたくさんあった」といい、「一人でライブをやってみたいです。アルバムも出してみたい。一人だからこそたてるところもある。新人として頑張ります」と意気込んでいた。
また、前田さんにとってのAKB48とは? と聞かれると「私を作り上げてくれたすべてが詰まっている。感謝です」と答え、「これからも、いい仲間であり家族でありライバルでいてほしいな」とメンバーにエールを送った。
イベントは、AKB48卒業記念フォトブック「あっちゃん」の刊行記念握手会で、フォトブックには、撮り下ろしグラビアのほか2万字インタビュー、総合プロデューサーの秋元康さんやメンバーたちとの対談なども収録されている。イベントにはファン限定1500人が招かれ、取材には、同会場で最多となるマスコミ75媒体、スタッフを含め100人を超す関係者が詰めかけた。(毎日新聞デジタル)
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