三上博史:43歳の新人刑事役でNHK連ドラ初主演 「実験刑事トトリ」

NHK連ドラ「実験刑事トトリ」で主演を務める三上博史さん(左)と共演の高橋光臣さん
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NHK連ドラ「実験刑事トトリ」で主演を務める三上博史さん(左)と共演の高橋光臣さん

 俳優の三上博史さんが、NHKの連続ドラマ「実験刑事トトリ」(NHK総合)で主演を務めることが12日、明らかになった。三上さんはNHK総合のドラマ「35歳・夢の途中」(98年)、NHK・BS2のドラマ「母帰る」(02年)で主演しているが、同局の連続ドラマは初主演。三上さんが演じるのは、43歳で念願の捜査1課に配属された新人刑事で、高橋光臣さん演じる正義感の強い28歳の若手刑事とコンビを組んで事件に挑む。

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 三上さんの演じる主人公・都鳥博士(ととり・ひろし)は、大学の研究室で動物生態学を研究していたが、ある思いから警視庁の中途採用試験を受験し合格。論理的思考を駆使して仮説を組み立て、実験のような緻密さで捜査するという風変わりな役どころ。三上さんの起用について、谷口卓敬チーフプロデューサーは「少しだけファンタジーの味がする魅力的な新人刑事を造形するにあたり、三上さんの存在感と透明感が真っ先に思い浮かびました」と期待を寄せている。

 ドラマは、日本テレビ系のドラマ「怪物くん」(10年)や「妖怪人間ベム」(11年)などの脚本家・西田征史さんのオリジナル作品。冒頭で犯人の犯行を見せる倒叙スタイルで展開し、毎回100%の完全犯罪で、犯人たちの仕掛けた本格派のトリックと軽妙な会話劇の楽しさが盛り込まれた上質なエンターテインメントに仕上がっている。三上さん、高橋さんのほか、栗山千明さん、笹野高史さんらも出演する。土曜ドラマスペシャル「実験刑事トトリ」はNHK総合で11月3日から毎週土曜午後9時。全5回。(毎日新聞デジタル)

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