モヤモヤさまぁ~ず2:知られざるロケの裏側に密着

テレビ東京提供
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 お笑いコンビ「さまぁ~ず」が“モヤモヤ”することにツッコミを入れながら、大江麻理子アナウンサーとブラブラする街歩き番組「モヤモヤさまぁ~ず2(モヤさま)」(テレビ東京系)の「湘南」編が16日に放送される。3人が醸し出す“ゆるーい”雰囲気が魅力の人気番組だが、その裏側ではスタッフたちがキビキビと動き、番組作りを行っている。知られざる「モヤさま」ロケに1日密着し、ロケを終えたばかりの3人に感想などを聞いた。(毎日新聞デジタル)

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 「モヤモヤさまぁ~ず2」は、さまぁ~ずの大竹一樹さんと三村マサカズさん、大江アナの3人が、テレビ的には見どころがないようなマイナーな場所を訪れ、街の人と触れあいながらブラブラする様子を“ゆるーく”描くバラエティー番組だ。07年1月に放送された特別番組が好評だったことから、その後、深夜枠でレギュラー放送が開始。「世界一ドイヒーな(ひどい)番組」をキャッチフレーズにこれまでさまざまな場所を訪れており、10年4月にはゴールデン進出を果たした。

 「これまで(番組で訪れた)湘南(方面)は3回とも大雨だった」(大竹さん)と天気を心配していた3人だったが、この日は快晴。厳しい日差しが照りつけ、黙っていても汗が吹き出てくる暑さの中、ロケはスタートした。3人の“ブラブラ”にあわせて、カメラマンらスタッフも一緒に移動するのだが、カメラの映像に見切れる(画面の端に映り込む)ことがないように、俊敏に動くスタッフの姿があった。

 お土産屋さんで3人おそろいのビーチサンダルを買い、のんびりと歩いていると、この日、大竹さんが着ていたTシャツと同じTシャツを着ている少年に遭遇(!)。そんな「モヤさま」らしい出会いもありつつ、一行はサザンビーチに到着。ビーチハウスで発見した竹トンボを購入し、ビーチで3人が遊んでいると、いつの間にか子供たちやカップルらが集まってきた。

 街を歩いていても、以前はさまぁ~ずが出演する他番組名で声をかけられることが多かったというが、「今は『モヤさま』って省略した状態で言われて、それはもううれしいですね」と明かす三村さん。ギャラリーからは「『モヤさま』だ!」などの声が飛び交い、ロケを見守るファンたちに、三村さんは「(番組を)見てよ!」と笑顔で声を掛ける。

 この日はそのほか、海風がビュービューと吹く中、鵠沼(くげぬま)海岸でビーチバレーをしたり、通行人とハイタッチしている若者の集団と出会うなどして、日没後しばらくした時間にロケが終了。毎回ロケに顔を出すという“伊藤P”こと伊藤隆行プロデューサーは、3人の様子を見守りながらも声を出して笑ったり、ロケ風景を撮影したり、スタッフと会話したりと終始楽しそうな様子を見せていた。

 ロケを終えたばかりの3人に感想を聞くと、「疲れてますね!」と口をそろえたが、三村さんは「今日は相当よかった!」とにっこり。大江アナが「晴れているとお二人のテンションがそれだけで変わる」というように、湘南方面“初”の快晴ということで、とても楽しいロケになったようだ。大江アナ本人も「『モヤさま』で家に帰ると、今日もたぶん耳から砂がいっぱい出てきたりするでしょうし、服を脱ぐと(3人でよく遊ぶことから)水風船のかけらとかいっぱい出てきたりとかするんです」と思いっきり楽しんだ様子。

 今後行きたい場所について聞くと、大竹さんは「ないと言えばない!」とキッパリ。「あると言うと、ハワイになっちゃう」と続けたが、大江アナも「あんまり場所にこだわらないんです。どこに行っても、そこでどんな人に会えるのかというのが楽しみ」と笑顔を見せる。理想は“車で3時間かからないところ”と本音を漏らしたさまぁ~ずの2人だが、「行ってみないとやっぱわからないので、体力と気持ち(が大事)。頭痛い日とかはつらいです。頭痛くない日でいたい」(大竹さん)とマイペースに意気込みを語っていた。

 「湘南」編は16日午後7時から放送。なお、番組内容は変更になる場合がある。

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