連続テレビ小説:堀北真希から夏菜にバトンタッチ 「頑張っていればご褒美がもらえる」

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 29日に最終回を迎える連続テレビ小説「梅ちゃん先生」のヒロイン堀北真希さんと、10月1日から放送がスタートする連続テレビ小説「純と愛」のヒロイン夏菜さんが18日、NHK大阪放送局(大阪市中央区)で「ヒロインバトンタッチセレモニー」を行った。医師・梅子役の堀北さんは、夏菜さんに救急箱をプレゼントし、「撮影は長いですけれど、大変なときとかくじけそうになったら『頑張っていれば神様がきっとご褒美をくれる』と思って、頑張ってください」とエールを送った。

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 先月24日に「梅ちゃん先生」のクランクアップを迎えた堀北さんは「本当に毎日、朝から晩まで大変だと思います。つらいこともたくさんあって……」と振り返った。夏菜さんから「つらい時期をどう乗り越えたか」と聞かれると、「とにかく始まれば終わる。1日が始まれば終わるし、1週間が始まれば終わると思って乗り切りました。自分のペースを保って突き進んでほしいです」と過酷な撮影の様子を語った。夏菜さんは「それを胸に頑張ります」と気持ちを新たにし、プレゼントされた救急箱を「うれしい。私、よくけがするんで……。本当に毎日けがしてるんです。ありがたいです」と喜んだ。

 夏菜さんから堀北さんへは、夏菜さんが演じるヒロイン純の故郷・宮古島の伝統工芸品「宮古上布(みやこじょうふ)」で作ったショールが贈られた。

 「梅ちゃん先生」は、戦後復興と高度経済成長の昭和20年代、終戦直後の焼け野原となった東京・蒲田を舞台に、医師を父に持ち、自分に自信が持てないヒロイン下村梅子が一念発起して医師を目指し、やがて地域医療に身を投じていく姿を描いている。全156回。最終回は9月29日に放送され、その後スペシャル版「梅ちゃん先生~結婚できない男と女スペシャル~」(前、後編各48分)が、BSプレミアムで10月13、20日午後9時から放送される。

 「純と愛」は、11年の大ヒットドラマ「家政婦のミタ」(日本テレビ系)を手がけた脚本家・遊川和彦さんのオリジナル作で、大阪市と沖縄の宮古島が舞台。幼いころから祖父が宮古島で経営する小さなホテルにあこがれていた純は、父母が経営するようになったホテルを大学卒業後に手伝いたいと申し出る。しかし父に反対され、見返してやろうと、幼いころに住んでいた大阪で就職。そこで夫となる愛(いとし)と出会って結婚し……と展開する。放送は10月1日~13年3月30日、全151回を予定している。(毎日新聞デジタル)

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