先ごろ最終回を迎えたNHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」をはじめ、映画「アントキノイノチ」や「麒麟の翼~劇場版・新参者~」など、作品ごとに違う表情を見せる松坂桃李さんの初の映画単独主演作「ツナグ」が6日に封切られる。直木賞作家の辻村深月さんの連作短編が原作で、テレビドラマ「JIN−仁−」や「ROOKIES(ルーキーズ)」などの演出、映画「ROOKIES~卒業~」(09年)の監督で知られる平川雄一朗さんが脚本を書き、メガホンをとった。平川さんにとっては、これが脚本家デビュー作でもある。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
死者との再会を望む人に、その思いをかなえてあげられる案内人“ツナグ”。その不思議な力を受け継いだ、松坂さん演じる高校生の歩美は、今は“ツナグ”をする祖母アイ子(樹木希林さん)を手伝う見習いの身。彼はさまざまな再会を仲介し、また自身の両親の不可解な死の真相と向き合うことで成長していく過程が描かれていく。
死んだ母(八千草薫さん)に会いたいという横柄な態度の中年男性(遠藤憲一さん)、仲たがいしたまま親友(大野いとさん)を亡くした女子高校生(橋本愛さん)、7年前に失踪した恋人(桐谷美玲さん)を待ち続けながら、もしや……とツナグに依頼するサラリーマン(佐藤隆太さん)……。歩美が仲介する3組6人の事情はさまざまだ。彼らがたどりつくそれぞれの結末は、幸せなものもあれば、不幸なものもある。それをドキドキしながら見守り、考えさせられたり、感銘を受けたりと、共感しながら見ることができる。樹木さん、八千草さん、さらにアイ子の兄役の仲代達矢さんという重鎮たちにを相手に、堂々と主演をこなした松坂さんに感心した。ありえない話かもしれないが、ツナグのような人がいたらすてきだな、そんなことを思わせる作品だ。6日からTOHOシネマズ日劇(東京都千代田区)ほか全国で公開。(りんたいこ/毎日新聞デジタル)
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のアニメ「呪術廻戦」のテレビアニメ第2期「懐玉・玉折」に登場する高専時代の五条悟らをデザインし…
タレントの黒柳徹子さんの著書「窓ぎわのトットちゃん」(講談社)が、「最も多く発行された単⼀著者による自叙伝」として12月14日、ギネス世界記録に認定された。1981年3月6日に刊…
松本潤さん主演のNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)の第32回「小牧長久手の激闘」が、8月20日に放送される。家康(松本さん)は秀吉(ムロツヨシさん)側の1…
アイドルグループ「乃木坂46」の元メンバーの松村沙友理さんが、6月9日発売のムック本「じゃらん酒旅BOOK 2022 保存版」(リクルート)の表紙に登場する。
アイドルグループ「乃木坂46」のデビュー10周年記念公式ムック「N46MODE(エヌヨンロクモード) vol.2」(光文社、5月10日発売)の裏表紙が5月5日、公開された。