長谷川博己:歴史番組でナレーションに挑戦

「MANKIND/人間史~わたしたちの物語~」の制作記者会見に出席した長谷川博己さん
1 / 8
「MANKIND/人間史~わたしたちの物語~」の制作記者会見に出席した長谷川博己さん

 俳優の長谷川博己さんが26日、東京都内で行われた歴史エンターテインメント専門チャンネル「ヒストリーチャンネル」の超大作シリーズ「MANKIND/人間史~わたしたちの物語~」の制作記者会見に出席。番組本編冒頭のナレーションを担当する長谷川さんは、ナレーションには今回が2回目の挑戦となるが、「自分らしいナレーションにしたい。人のまねをしようとは思ってない」と力強くコメント。ドラマ「セカンドバージン」で共演し、熱愛報道もあった女優の鈴木京香さんも歴史番組のナレーションを務めたことがあることから、記者から「(鈴木さんから)アドバイスはありましたか?」と問われると、長谷川さんは「特にはそういうのはないですね……」と苦笑いだった。

あなたにオススメ

 「MANKIND/人間史~わたしたちの物語~」は、人類の誕生から現代までの歴史的転換期を取り上げ、全12話で壮大に描く超大作ドキュメンタリー。エミー賞受賞番組「AMERICA:(真実の物語)」のスタッフ陣が、古代文明の発祥から帝国の繁栄、アメリカ大陸の発見、産業革命など歴史の決定的瞬間を軸に、「鉄」や「文字」「伝染病」などの人類の歴史を変えた重要なキーワードと共に、アクション映画のような再現ドラマで描いていく。

 高校時代には世界史専攻で、世界史が好きだったという長谷川さんは、「すばらしい映像美とストーリー展開で、声を入れるのを忘れてしまうくらい楽しかった」とナレーション収録を楽しんでいる様子。とくにローマ帝国時代が好きだと明かした長谷川さんだが、演じてみたい歴史的人物について聞かれると、「僕は昔からドラキュラ伯爵を演じてみたいとずっと思ってた。でも実際の人物ではないですよね……そうですねぇ、諸葛孔明とか?」と話していた。

 長谷川さんは、「作品を見て、歴史がうまく流れていっているとすごく感じたんですね。いま、日本もいろいろありますけど、人間は必ず乗り越えてきた。番組を見て作品からそういう部分を感じてほしい」と呼びかけた。

 「MANKIND/人間史~わたしたちの物語~」は、11月16日から「ヒストリーチャンネル」で毎週金曜午後9時から2話連続で放送。なお、長谷川さんと文化人類学者で東京大学名誉教授の船曳建夫さんが対談する番宣番組「『MANKIND/人間史』への招待」は11月3日午後9時から放送予定。(毎日新聞デジタル)

写真を見る全 8 枚

テレビ 最新記事