人気アイドルグループ「AKB48」が8月24~26日に開催した初の東京ドーム(東京都文京区)公演「AKB48 in TOKYO DOME ~1830mの夢~」のDVD(28日発売)とブルーレイディスク(12月19日発売)のテレビCMに、ジャーナリストの田原総一朗さん、マンガ家の小林よしのりさん、評論家の宇野常寛さん、作家の中森明夫さん、評論家の濱野智史さんが出演することがこのほど明らかになった。CMは、田原さんら5人がAKB48について真剣な討論を繰り広げるというもので、田原さんは「とにかく、撮影がどうのこうのどうでもいい。おもしろかった!」とコメントしている。
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ドーム公演は同グループが目標としてきたもので、横幅95メートルの超大型ライブセットと豪華な舞台演出で構成され、3日間で14万4000人を動員。初日は“組閣”と称しメンバーのチーム構成の総入れ替え、2日目は初日で総監督に任命された高橋みなみさんのソロデビュー発表があった。最終日は8月27日をもってグループを卒業した前田敦子さんが、4万8000人のファンに感謝の気持ちを伝えるため会場を一周し「あっちゃんコール」を背にステージを後にした。
CMは、アカデミックな部屋で約1時間、田原さんを進行役に「AKBにとって前田敦子は何だったのか」「なぜこのDVDなのか」という二つのテーマについてガチで討論するというもの。
濱野さんは、「こんなメンバーで討論できて、前代未聞のCMなんだと思います。非常に楽しかったですし、もっともっとやりたかったというのが率直な感想ですね」と満足げ。小林さんも、「AKBのキーワードは“マジ”だから、そこをみんなで共有できるというのは楽しいですね」と振り返った。
総監督の高橋みなみさんは、「著名な有識者の方々が、AKB48について熱くガチで論争してくださっていることに驚きましたし、とても光栄に思いました。皆さんがとても熱く語っていらっしゃるので、私もDVDそのものを早く見たいなと思いました」と喜びのコメントしている。
CMは「AKB48 in TOKYO DOME ~1830mの夢~ LIVE DVD & Blu−ray スペシャルサイト」(http://tokyodome2012.akb48.co.jp/index.html)で、全員編、田原総一朗編、小林よしのり編、宇野常寛編、中森明夫編、濱野智史編の六つのバージョンで公開されている。(毎日新聞デジタル)
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