宝島社がその年に人気のマンガをランキング形式で発表するガイド本「このマンガがすごい!2013」が10日発売され、オトコ編は、火星で進化したゴキブリと、昆虫の能力を持った人間との厳しい戦いを描いた「テラフォーマーズ」(貴家悠さん作、橘賢一さん画)、オンナ編は、男気あふれるいかつい男子高生の恋を描いた「俺物語!!」(河原和音さん作、アルコさん画)が選ばれた。いずれも集英社の作品で、11年の秋田書店に続き2年連続で同一出版社のアベック受賞となった。
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「テラフォーマーズ」は、地球化計画(テラフォーミング)が進んだ西暦2599年の火星が舞台。15人が過去に放たれたゴキブリ駆除の任務のために火星に降り立つが、そこには問答無用に人間を殺す恐ろしい生命体が待ち受けていた……という物語。オトコ編の2位は名作ゲームを題材に少年の成長を描いた押切蓮介さんの「ハイスコアガール」(スクウェア・エニックス)、3位は統合失調症になった自身の壮絶な過去を明かす卯月妙子さんの「人間仮免中」(イースト・プレス)だった。
「俺物語!!」は、「高校デビュー」や「青空エール」で人気の河原さんが原作を手がけ、ドラマ化された「ヤスコとケンジ」などを描いたアルコさんが作画を務めるラブコメディー。巨漢で真っすぐな性格のため男からは厚い人望を得るものの、女性に縁のない高校1年生の猛男と、心優しい少女・大和、猛男の幼なじみでイケメンの誠を中心に、互いを思いやる心の交流が描かれる。オンナ編の2位は日常のドラマを斬新な視点で描いた穂積さんの短編集「式の前日」(小学館)、3位は、藤村真理さんが男性経験のない33歳の女性会社員と大学生のラブストーリーを描いた「きょうは会社休みます。」(集英社)だった。
「このマンガがすごい!2013」は、書店員やマンガに精通した著名人が選ぶ人気の“賞”の一つとして知られており、11年10月1日から12年9月30日にコミックスが出た作品が選考の対象。11年は「ブラック・ジャック創作秘話」と「花のズボラ飯」が選ばれた。A5判162ページで500円で、上位作品の解説、作者へのインタビューに加え、トップ50のランキングを掲載している。(毎日新聞デジタル)
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