大東駿介:見どころは「飛び出すでんでん」 3D作品初挑戦

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 俳優の大東駿介さんがこのほど、スカパー!が製作したショートフィルム「消しゴム屋3D」(落合賢監督)の取材会に出席。他人の記憶を消すエージェント役を演じた大東さんは、初挑戦となった3D作品の感想を「通常の作品と比べ、楽しみが多い。今までよりも出来ることが多く、可能性を感じながらやってました」と答え、作品の見どころを「飛び出すでんでんさん!」とアピールした。

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 「消しゴム屋3D」は、スカパー!が初めて製作したショートフィルムで、3D製作された約17分の作品。大東さんと俳優のでんでんさんがダブル主演を務める。物語は、他人の記憶を消す仕事「消しゴム屋」を営むジン(でんでんさん)とテツ(大東さん)が、ある日大富豪マサミチ(亀石征一郎さん)の妻・レイ(香純恭さん)から、マサミチが浮気している若い美女・エリカ(瀧内公美さん)の記憶をマサミチの脳内から消してほしいと依頼を受ける。2人はマサミチの脳内に潜入し、エリカの記憶を消していくのだが、そこにはある陰謀が隠されていた……という内容。

 大東さんは初共演となったでんでんさんについて、「想像以上に“でんでんさん”(笑い)。ものすごくやさしい方。お芝居はもちろん、気遣いも素晴らしいし、刺激を受けましたね」と絶賛。撮影では「でんでんさんに役で負けないこと、ちゃんと張り合えること、ぶつかっていこうという意識でしたね」と振り返った。

 また、作品にちなみ「消したい記憶」を聞かれると「山ほどありますよ。ここではいえないこと含めて。嫌なことってだいたい覚えていて、小学校の失態とかいまだに思い出して夜寝られなくなります(笑い)」と明かし、「俺、問題児で、いつも教科書忘れて(授業中)先生の横で“アシスタント”してました。骨の模型持たされたりとか」と苦笑交じりに、子供のころの“消したい”エピソードを語っていた。

 「消しゴム屋3D」は、スカチャン3Dで29日午後3時から放送。また、来年2月には2DバージョンをBSスカパー!で放送予定。作品は、世界各国の国際映画祭にも出品していくという。(毎日新聞デジタル)

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