森三中・黒沢かずこ:NHKドラマ主演抜てきに2週間ドッキリ疑う

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 お笑いトリオ「森三中」の黒沢かずこさんが10日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で行われた主演ドラマ「嘆きの美女」(NHK・BSプレミアム)の完成試写会に登場した。黒沢さんは主演を務めたことについて「ドッキリかと思って、撮影から2週間くらいたって『本当だ!』となった。吉本新喜劇くらいしかやってこなかったので……。俳優さんは怖いと思っていたけど、(共演者の)皆さんが優しかった」とうれしそうに話した。

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 また、ドラマで“ブス”と呼ばれる女性を演じた黒沢さんは役作りについて「やせないことが大事」と説明し、試写を終えた感想を「吉本にいると、ちょっとはイケていると思っていたけど、違う世界に出たらひどいな、私は何てブスなんだって感じた。ちょっと可愛くうつろうとしていたんだけど……。監督にアドリブで『ブス、何食っているんだよ』といわれてショックだった」と冗談を交えながら話した。

 ドラマのテーマは女性の「美」と「友情」。容姿にコンプレックスを持っていて引きこもる池田耶居子(黒沢さん)が、美人ばかりがブログを公開するウェブサイト「嘆きの美女」を荒らそうとして、ひょんなことから、その美女たちと同居することになる……というストーリー。耶居子と同居する美女役を矢田亜希子さん、横山めぐみさん、中村静香さんが演じるほか、耶居子に影響を与える謎の女役で室井滋さんが出演する。

 試写会には矢田さん、横山さん、中村さんも登場。黒沢さんや矢田さんらは撮影中、一緒に食事をすることが多かったといい、横山さんは矢田さんについて「ものすごく食べる。(やせているのは)特殊体質なんです」と驚いた様子で話すと、矢田さんは「みんな引いてしまうので、あまりいわないけど、おかわりは絶対する。焼き肉もとんかつも大好き。20代のときはガッツリ系だったけど、今は野菜も食べたくなる。大人になって食べるようになった」と意外な素顔を明かした。

 また、“自分がブスに見える瞬間”が話題になると、矢田さんは「寝る直前にラーメンを食べて、次の日の朝、自分の顔にびっくりした」、横山さんは「女優なのに休肝日なしで飲んでいる。最低な女だとちょいちょい思います」とざっくばらんに語り、共演者を笑わせていた。

 ドラマはBSプレミアムで13年1月12日から毎週土曜午後11時15分に放送。全8回。(毎日新聞デジタル)

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