女優の武井咲さんが14日、11~12年度に活躍し、話題となったファッション業界に貢献した人物を表彰する「第54回FECJ賞」の「セレブリティ・オブ・ザ・イヤー」に選ばれ、東京都内で行われた贈賞式に出席。黒のミニドレス姿で登場した武井さんは「死ぬほど洋服が好きなので、この賞をいただけて本当にうれしい」と満面の笑み。「普段はいろんなファッションしてますけど、あまり着る機会がないので、モードなファッションにも挑戦したい」と意欲的で、女性では「ラフな格好が似合う人に憧れます」といい、男性のファッションについては「決める時は決めてるファッションがいいですね」と理想を明かしていた。
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武井さんは「まだ10代とは思えない気品あふれる美しさ、柔らかな空気感で男女問わず、年齢を超えて愛される、まさに国民的女優」「堂々とした存在感で、最新モードも見事に着こなす。世界に誇れる大型セレブリティとして花開く可能性を無限大に感じさせる」などとして同賞に選ばれた。
トロフィーを贈られた武井さんは「6年前にモデルからデビューして、今は女優を中心に毎日好きなお仕事ができて、その中でたくさんのことを吸収して、これからももっと魅力的な女性になれるように頑張っていきたいと思います」とあいさつ。25日のクリスマスには19歳の誕生日を迎えることから、理想の過ごし方を聞かれると「ちょっと華やかに着て、友達と過ごせたらいいですね」と回答。一緒に過ごす男性は?との質問には「いないです。残念ですね」と笑顔でかわしていた。
FECJ賞は、ファッション編集者らで構成される「日本ファッション・エディターズ・クラブ」(FECJ)が主催する賞で、FECJ会員の投票によって、1956年から毎年、その年に活躍したデザイナーやモデル、女優、ブランドなどを表彰してきた。FECJ設立60周年となる今年は、武井さんのほか、モデルで女優の水原希子さん、デザイナーの高橋盾さんや三宅一生さん、アーティストの草間彌生さんら8人が各賞に選ばれた。(毎日新聞デジタル)
各賞受賞者は以下の通り。(敬称略)
FECJインターナショナル・デザイナーズ・オブ・ザ・イヤー:該当者無し▽FECJデザイナー・オブ・ザ・イヤー:高橋盾▽FECJセレブリティ・オブ・ザ・イヤー:武井咲▽FECJモデル・オブ・ザ・イヤー:水原希子▽FECJ新人賞:山縣良和▽特別賞:三宅一生▽同:芦田多恵▽同:草間彌生▽同:原由美子